障がい学生支援
本学では、学修・教育センター副センター長の下、特別学修支援室(The office of Special Needs Support Services=SNSS)が、障がいのある学生に対して学修面での様々なサポートを行っています。
障がい学生支援に関する基本方針
本学は世界人権宣言の原則に立ち、すべての学生が機会の平等を基
ICUの障がい学生学修支援(SNSS)について
ICUでは上記基本方針により、障がい学生学修支援を行っています。学修支援を希望する学生は、所定の手続きを経た後、学修面での様々なサポートを受けることができます。サポートは支援室スタッフの他、必要に応じて受講クラス担当教員、学生サポーター、学内の各関係部署が協力して行います。
学修支援申請
支援を希望する学生は、教養学部副部長(学修支援担当)宛に学修支援の申請をしてください。申請の際に必要な書類は以下の通りです。
•診断書、もしくはカウンセラーなど専門家の所見
•障がい学生支援申請書
•高校までに受けた支援等を説明する文書など (任意)
*試験時の配慮が必要な学生は学期始めに申請手続きを済ませてください。
利用出来る学修支援の内容
担当教員への配慮依頼の送付
受講クラスの担当教員に、必要な情報および配慮をメールにて知らせます。
試験および課題などへの配慮の依頼
学生と教員の間に立って、必要な配慮の依頼や調整を行います。試験への配慮は、試験時間の延長や別室受験などです。
学生サポーターによるピア・サポート
毎週、決まった時間を使って、個別に学修面および大学生活面での必要なサポートを行います。
ノートテイク支援
ノートテイクが困難な場合、学生サポーターが受講クラスに一緒に出席し、授業内容や教員の話、学生の発言などを書き取ります。授業ノートのコピーを後で手渡すこともあります。
教科書・資料などの点訳依頼、加工 (文字サイズの拡大やレイアウトなど)、音訳、対面朗読
授業で使用する教科書、資料などを、学生が利用できるようにして提供します。
代筆、パソコン代打ち
筆記やパソコンでの記述が困難な場合、授業のレポートや試験などの代筆や代打ちを行います。
移動支援・ガイドヘルプ
授業と授業の間の教室間の移動など、学内での移動が困難な場合や、授業の出席に支障が出る場合、必要に応じて学生サポーターを配置します。
教室配慮
遠くの教室への移動が困難な場合や、教室の設備やスペースなどで問題がある場合、教室を変更したり、必要な処置を行えるよう可能な調整します。
パソコン・ICレコーダーや支援ソフトウェアなどの情報機器の貸し出し
授業および試験時に不具合が生じる場合に、必要な機器を貸し出します。
特別学修支援室の使用
特別学修支援室の支援ソフトウェアが使えるパソコンや点字プリンタを利用できます。支援室は勉強するスペースとしても使用できます。
*上記以外にも、ニーズを考慮し必要に応じたサポートを行います。困ったこと、質問などありましたら当別学修支援室スタッフにご相談ください。
学生サポーターについて
特別学修支援室では、障がいのある学生の学修支援に協力してもらう学生サポーターを随時募集しています。学生サポーターは、障がい学生のためのピア・サポート、視覚障がい学生の資料準備の他、さまざまな場面でICUでの障がい学生学修支援活動を行っています。
問い合わせ先
リーフレット をご参照ください。