グローバル人材育成支援[2012年度~2016年度]

このページの情報は、2016年度(事業期間終了年度)時点のものです。


本プロジェクトでは、教育理念をさらに高いレベルで実現することを目的とし、下記3つを柱として取り組んでいます。

1.「英語運用能力のさらなる伸長」

グローバル人材として世界を生き抜くことのできる人材には、まず英語運用能力が不可欠です。4月入学生はこの能力を、1・2年次で履修する「リベラルアーツ英語プログラム: English for Liberal Arts Program (ELA)」で養います。

2.「英語開講専門科目履修を通じた情報発信能力(ライティング)の涵養」

今時代が求める人材は、優れた専門知識の所有者であるだけでなく、自らの専門知識を他者に適切に伝えることができる人材です。ICUでは、特に「英語で書く能力」に重きを置いており、英語開講の専門科目の中に「Wコース」として、英文レポート作成の支援を手厚く行う科目を設定しています。これにより専門科目を学びながら、適切なアカデミックライティング能力を養います。

3.「教育目的達成の具体的検証としての単位取得を伴う海外留学」

学生が真のグローバル人材へと成長できたか否かは、海外の大学で実際に英語の授業を受け、ディスカッションに参加し、レポートを提出して成績の評価を受ける、というプロセスにより初めて確認できます。これは、ICUでの教育の成果が、第三者機関によって客観的評価を得ることにほかなりません。海外留学プログラムの形態は多岐にわたり、留学可能な国も20か国以上におよぶなど、一人ひとりの学びの計画に応じて選べる多くの選択肢が用意されています。今後、プログラムの内容や時期・期間を多様化することにより、さらに多くの学生が留学できる環境を構築していきます。

また、これまでも「行政直轄の国際教育交流体制」「教員のグローバル教育力の向上」「グローバル化を支える職員配備」など、大学のグローバル化のための様々な取り組みを行っています。今後もこれらの体制をより強化していく予定です。