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楠川 幸子  ケンブリッジ大学科学史名誉教授 1986年3月 ICU教養学部人文科学科(当時)卒業

ドイツと日本での教育を経た後、1982年に国際基督教大学教養学部人文科学科(当時)に入学し、哲学を専攻。田中敦教授(現ICU名誉教授)の指導の下、ライプニッツとニュートンの自然観をテーマとした卒業論文を執筆し、86年3月に学士号を取得しました。ICU卒業後は、イギリスのケンブリッジ大学トリニティカレッジ大学院で哲学修士号と科学史の博士号を取得。ケンブリッジ大学のクライスツカレッジでリサーチフェローを務めた後、1997年、同大学トリニティカレッジのティーチングフェローとなり、科学史・科学哲学の講義を担当しました。

これまでにアメリカのプリンストン高等研究所、ドイツ・ミュンヘンのルードヴィヒ・マクシミリアン大学、ベルリンのマックス・プランク科学史研究所、東京大学で客員職を務めた経験があります。2014年には、著書「Picturing the book of nature: image, text, and argument in sixteenth-century human anatomy and medical botany」(Chicago 2012)でファイザー賞(科学史部門)を受賞。ケンブリッジ大学において、2004年から2014年まで指導教員を務め、2015年には科学史名誉教授となり、現在に至ります。