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「リベラルアーツ国際パイロットプログラム開発とリベラルアーツ教育に関するグローバル研究ネットワーク」についての第一回ミニワークショップを開催

2015年6月26日

「リベラルアーツ国際パイロットプログラム開発とリベラルアーツ教育に関するグローバル研究ネットワーク」に関する第一回ミニワークショップが、2015年6月18日、19日に本学で開催されました。本学教育研究所で行っているリベラルアーツ教育の未来に関する研究(the Future Liberal Arts Colleges (FLAC) )プロジェクトチーム(鄭仁星教授、笹尾敏明教授、西村幹子上級准教授、呉恵卿専任講師、清水安夫准教授*)が日本私立学校振興・共済事業団と本学の支援を得て実施し、シンガポール、韓国、香港のリベラルアーツ大学・研究所の研究者、日本の研究者や大学行政に携わる実務者が参加しました。

公開セッションでは、本学森本あんり学務副学長が「リベラルアーツ教育へのICUのアプローチとスーパーグローバル大学プロジェクトの戦略」と題して発表した他、FLAC研究チームが「東アジアのリベラルアーツ教育―課題と可能性」および「リベラルアーツプログラムに携わる教員の現状認識」について研究成果を共有しました。また、香港の嶺南大学、香港大学、イェール・シンガポール国立大学、韓国の梨花女子大学および韓東グローバル大学からリベラルアーツ教育・研究が紹介され、アジアにおけるリベラルアーツ教育研究について活発な議論が行われました。

非公開セッションでは、FLAC研究チームと海外からのゲストスピーカーが2つの国際パイロットプログラムを開発し、2015年秋・冬学期に実施することが決まりました。また、リベラルアーツ教育に関するグローバル研究ネットワークが形成されました。

*鄭仁星教授(メジャー:教育学
笹尾敏明教授(メジャー:教育学平和研究
西村幹子上級准教授(メジャー:教育学開発研究平和研究ジェンダー・セクシュアリティ研究
呉恵卿専任講師(世界の言語)
清水安夫准教授(保健体育科)