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NEWS

同窓生・ソニー株式会社 取締役 会長
平井一夫氏 講演会開催

2018年11月13日

10月23日(火)、本学ディッフェンドルファー記念館東棟60周年記念イベントの一環として、本学同窓生で現在ソニー株式会社取締役会長の平井一夫氏(1984年卒)が、「Hints to Unlock Your Future」と題して、本学在学生向けの講演を行いました。平井氏の講演を聴けるとあり、本学7限終了後の19時15分開始の講演にも関わらず、定員450人の会場は在学生で満員となりました。

講演では主に、本講演の主題である在学生の将来に向けたヒントとして、どのような進路に進んだとしても共通して考えるべきこと3つが語られました。

最初に平井氏から示されたのが「自分の人生にとって何が大事なのかを考える」こと。旅行に行くときに旅先で何をするのか優先順位をつけて考えるように、より長く大切な自分の人生についても何が大事で何をすべきかを考えることが必要であり、その際に重要なのは、優先順位を付けることであると強調しました。

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次に示された将来へのヒントは「肩書き・役職で仕事をせず、人格で仕事をする」こと。周囲の評価やリスペクトで票を獲得し当選する選挙とは違い、まず役職が与えられる会社のような組織では、対話、気遣い、目標の共有など、この人のチームでなら仕事がしたいと思われるための努力を重ねることが非常に重要であると述べました。

そして最後のヒントとして、人格者ほど頭の低い謙虚な姿勢であることを示すことわざ「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を例に説明がありました。具体的には、「仕事は一人ではなくチームですることを理解する」、「議論し、異見を尊重する」、「成功はチームの手柄、失敗は自分の責任」、「常に前向きである」ことなどが社会人としてのあるべき姿であると、学生たちに訴えかけました。

講演の最後にはICU生に期待することとして、ICUの多様性を尊重する文化に触れ、「社会に出ても多様性を尊重する」、「Agree to disagree:意見が違うことを認める」、そして「会社・組織で働く以外にも、どう社会貢献すべきが一人一人が考えて実行する」ことを伝え、「ぜひ世界を変えてください。皆さんが変える世界が待っています」と、在学生に激励の言葉を送りました。

講演後に設けられた質疑応答では、在学生から次々に質問があがり、講演時間を大幅に延長して、一つ一つ丁寧な回答がありました。

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