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第21回人権セミナー「インターネット上での差別とハラスメント」 開催

2018年12月13日

12月7日(金)、第21回人権セミナー「インターネット上での差別とハラスメント」が開催されました。このセミナーは、人権にかかわる啓発活動や相談活動を行っている本学の人権委員会と人権相談員連絡会が、毎年世界人権デー(12月10日)の前後に開催しています。

今年度は、社会心理学者の高史明氏を講師に迎かえ、近年、インターネット上を中心に、外国籍や外国にルーツを持つ日本の住民に対する差別的な言説が盛んに流布される状況、特に、在日韓国・朝鮮人に対する偏見や差別に注目し実施してきた高氏の研究をもとに、幾つかの差別事件も交えながら、自分たちが加害者にならないための道筋を考えました。

高氏は、SNS、特にTwitter上に投稿される差別的な発言について言及し、「ボット」と呼ばれる自動で情報を投稿する仕組みが利用されていること、また情報の拡散されやすさは正しさによって決まるのではなく、具体的にイメージしやく感情をかき立てやすいかどうかに影響されるものであると、例を挙げて説明しました。加えて、最初に投稿された情報が、拡散される過程で脚色されるなどして、さらに感情をかき立てる内容に変異していくことがあると述べました。

そしてセミナーの最後に高氏は、自分にとっては冗談であり面白い情報であっても、それが差別につながっていく場合があることをよく理解し、良識をもとに行動して欲しいと参加者に呼びかけました。