理学専攻

理学専攻

理学専攻では、理学の学問的諸分野および関連分野の専門的訓練と研究を行うと共に,科学全体の文脈の中で専門分野を理解し、更には社会的文脈の中で科学そのものを位置づけることのできる指導的な役割を果たす人材を養成します。

出願に際してのご注意:
理学専攻に入学を希望する場合には、入学後の研究・実験環境を確認するため、本学オープンキャンパスなどの機会を利用して本学の施設・設備を見学したり、研究内容について事前に関係教員にお問い合わせいただくことをお奨めしています。

専攻主任あいさつ

okano-sensei.jpg理学専攻 主任
岡野 健教授
Prof. OKANO, Ken

真の少人数教育が、 世界基準の研究者を育む。

理系の大学院において、ICU大学院ほど少人数制が徹底されている学校は他にないでしょう。学生に対する教員の多さもさることながら、教員たちは学生一人ひとりを深く理解しようと努力し、本当に学びたいこと、逆に教員として学ぶべきだと感じることに対して、手間を惜しまず徹底してサポートしています。また、少人数制であることで、研究設備を使う機会も増やし、より濃密な研究を行うことも可能にしています。そして彼らの学びのためであれば、国内の他の大学院大学や海外の大学・研究所へも門戸を開き、最適な研究環境を提供していきます。そうして育った人材は、ICUで培われる実践的な英語力も含め、世界の研究機関から高く評価されています。

教員の声

理学専攻
清水 勇二教授
Prof. SHIMIZU, Yuji

少人数であり、学生と教員の距離が近いことが強みです。


専門分野は代数幾何学ですが、その多様な応用の中で弦理論が私の研究に深く関連しています。図形の中でも楕円・双曲線といった代数方程式で定義される代数多様体と関連する対象を研究します。現在のテーマは、非可換代数幾何学の観点による連接層の導来圏です。素粒子物理学のひも(弦)理論に登場するDブレーンの全体が連接層の導来圏を成し、その一例となっています。ひもの量子的性質が空間の非可換性を生み、非可換代数幾何学が研究する道具を与えています。
大学院での数学の授業は概して特論的な内容の講義です。少人数を生かして、内容のテクニカルな側面のみならず、動機付けや展望についても理解できるように努めています。アーツ・サイエンス研究科では、学際的な視点が重要である科目が課されているので、専門分野に捉われない見方をする柔軟性が身に付きます。また、科学教育や市民へ向けた科学の視点も身に付きやすい環境です。

学生の声

顔写真(相原さん).jpeg理学専攻
生命科学専修 修了
相原 玲子

生物のDNA維持の秘密に迫りたい。

分野は微生物遺伝学で、高度好熱菌という70℃の高温環境で生息する菌について研究していました。生物はみな遺伝情報をDNAという形で持ち、目の色や身体の形、酵素などの情報をコードしていますが、このDNAは、日頃から紫外線や放射線など様々なものからダメージを受けており、突然変異や細胞死の原因となっています。また、熱も、DNAのダメージを増加させる一つの要因であることから、高度好熱菌はどのようにして70℃という高温環境でDNAを維持するのかという研究をしていました。

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