音楽

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担当教員によるメジャー紹介

各担当教員がメジャーの学びや魅力を紹介します。

Mission Statement

芸術は古来からリベラルアーツの一翼を担う分野として重要であった。これは、視覚、聴覚、触覚、あるいはその組み合わせによって、人間の美的本質がどのように表現され、また認識されるか、という根源的な問いを投げかけている学問分野である。こうした問いについての探究は、従来の人文科学、社会科学、自然科学に属する、他の多くの学問分野とも自ずと結びついている。従って、このメジャーが担う使命は、諸感覚を通して認識される人間そのものの存在の意味について、学際的に考えることの重要性を伝えることに他ならない。

20世紀以来、高尚な芸術表現と世俗的表現の間の境界はますます不明瞭になる傾向にある。そうした文化的産物の消費者であり、創造者でもあり得る現代の学生に、人間存在の真の美的価値についての判断の指針を与え、良識と責任のある市民としての行動を涵養するための教育を実現することが急務です。この点で、本メジャーは来るべき世界において、さらに大きな役割を果たすことが期待されよう。

Learning Goals

音楽メジャーでは、作曲や演奏等、表現の実践についての実技的指導は敢えて行わず、むしろ、西洋や、西洋以外の文化における音楽の歴史や理論を中心に、その意味について分析を行う。そして、それらの知見が演奏表現にどのように反映しうるかという点も視野に入れつつ、人間が音楽をどのように創り出して来たのかを考え、分析することは、結果として人間とは何かを追究することに通じるということを、音楽の演奏や創作を必ずしも専門とはしない学生などに理解してもらいたい。例えば、ある時代や社会の音楽について学ぶことは、その時代や社会の美術、文学、哲学、宗教、政治などについて広く学ぶことを必然的に意味する。従って、音楽を学ぶことを通して、人間についての総合的な理解を得ることの意義は極めて大きい。

このメジャーにおいては、1)社会における芸術の存在意義、2)様々な表現内容を批判的に理解し判断できる素養、3)他の学問分野との学際的研究の重要性、4)世界的視野から見た人類の芸術活動の価値を教える。また、それに加えて、日本のみならず海外の一流の大学院レベルの研究の遂行に耐える基礎学力の養成を目指す。

卒業生は、世界的視野から、的確な判断力に支えられた良識と責任を果たすことによって、それぞれが所属する社会に貢献しうる人材となることが期待される。

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