交換留学・海外留学

学びを深める

ICUでは、23カ国73校の大学(2018年6月現在)と交換留学協定を、また2団体と派遣のみの海外留学協定を結び、各大学へ学生を送り出すとともに、協定校からICUへ留学する学生も受け入れています。1学年約620名に対し、交換・海外留学の定員枠は約150名。約4人に1人の枠が用意されています。

留学を実りあるものにするためには、現地の大学生と同じ授業を受けて専門科目を学ぶ英語力を身につけた上で渡航することが重要です。そのため、2年次まではリベラルアーツ英語プログラム(ELA)でしっかり学び、留学は通常3年次秋学期から開始されます。

このプログラムを通じて留学する学生は、ICUに在籍したまま留学先の大学で1年間(ICUの3学期間)勉強することになります。参加学生はICUに通常の授業料を納め、原則として留学先大学の授業料が免除されます。そのほかの費用は本人負担となり、金額は留学先によって異なります。また、留学先で修得した単位は審査を経て、最大40単位までICUの単位として認定されるため、4年間で卒業することが可能です。

スケジュール

留学へのステップ

1、2年次はリベラルアーツ英語プログラム(ELA)で実践的な英語力を磨きながら、英語開講の専門科目を履修できる基礎力を身につけます。留学先でメジャー(専修分野)の学びを深めたのち、4年間で得た知識と養われた思考力の集大成として卒業論文を作成します。

スケジュール(留学先によって異なります)


費用概要

費用概要

留学にかかる費用として、授業料・施設費のほか、学生個人の負担となる渡航費、住居費、協定校施設使用料等の諸経費、ICU指定の海外旅行傷害保険料、協定校指定保険料(協定校による)、ビザ申請にかかる諸経費、生活費(食費、現地交通費、交際費等)、個人旅行費などがあります。

費用概算:60万円~200万円(渡航先、住居などにより異なります)

留学中の授業料・施設費

  • 交換留学プログラム、ACUCAプログラムに参加する学生は、ICUの授業料・施設費を支払い、一部協定校を除き原則として留学先大学の授業料は免除されます。
  • CIEE、IESプログラムによる海外留学プログラムに参加する学生は、現地の授業料、住居費などを含むプログラム参加費を各自負担して頂くことになります。該当する学期のICUでの授業料・施設費は、奨学金として支給される形となるため免除となります。

参加者の声

2016-2017年度交換留学参加者 中丸裕莉子さん
University of California, Berkeley (アメリカ)

勉学の面では、新たな知識を得たことはもちろん、勉強の仕方やタイムマネジメント力を磨くことが出来ました。周囲の学生を見ても一日中勉強していることが当たり前で、24時間開いている寮の図書館には何時でも学生がいたため、勉強するのに最高の環境でした。バークレー校の教授には、授業時間外に学習内容はもとより、将来の仕事やビジョンについての相談にも乗っていただきました。

留学前は初めての寮生活と家族から離れる生活に不安を抱いていましたが、異文化理解と交流という強いミッションを持っている寮(International House)を選んだことは間違いなく良い選択でした。アメリカの現地生のみならず60カ国を超える他国の学生と生活する中で、皆がお互いを知ろうと大変刺激的な毎日を送る一方、国の壁や不平等さを感じる出来事もありましたが、全てを含めて留学することでしか得られない学びだったと感じています。

アメリカに留学したことで、日本の良い点を今まで以上に見られるようになったと同時に、もっと世界に出たいという気持ちも更に強くなりました。その願いを叶えるべく、人として常に聞く耳を持ち、オープンマインドであり、そして探究心にあふれる人でありたいと思います。今後の人生でも大切にしたいと思える人と出会えた留学生活は、私の大学生活の中で一番大切なものです。

 

2015-2016年度交換留学参加者 小野陽子さん
The University of Hong Kong (中国<香港>)

交換留学は私の人生にとってかけがえのない重要な経験になりました。この経験から私が得たものは3つあります。

1点目は、授業を通し中国に対する理解が深まった点です。香港大学とはいえ、授業は中国語の授業を除き全て英語開講。マーケティングの授業では、香港人と中国人が5割、残りの5割が欧米を含めたその他諸国からの留学生から構成されており、彼らと一緒に「外資系企業の中国戦略、中国企業の海外戦略」について、マクドナルドやケンタッキーフライドチキン、ハイアールやファーウェイといった様々な企業を対象とし、ケーススタディを行いました。このような世界各国の企業を対象とした内容を、その国出身の学生達の生の声を交えて議論しながら進める授業は、留学先ならではの貴重な経験だったと思います。

2点目は、様々な背景を持つ世界中の友人と共に学べたことです。世界の同年代の若者がどのようなことを考え、これからどのような道を歩むのか、自分の母国、また日本についてどのようなイメージをもっているのかなど様々な話をすることにより、お互いの理解を深め合うことができたと思います。

3点目は、留学で得た経験を通して、自分の目標を固めることができたことです。上述したように、世界中の同年代の学生との関わりの中で多くの刺激を受けましたが、特に強く影響を受けたのはアジア諸国の友人です。周りの友人は自分よりもはるかに優秀な学生ばかりで、積んでいる努力の量も圧倒されているように感じました。これらの経験を通して、自分は将来を通して「日本人として世界で戦える人材」になりたいと思いました。

世界は自分が思うよりはるかに広く、様々な人の様々な思いによって社会は構成されています。そんな当たり前のことを学び、自分と向き合い、これからの将来のことを考えられたのもこの交換留学のおかげだと思います。あえて英語圏ではなく、香港、というアジア有数の都市で学ぶことができたからこそ、今回のような経験を得られたと思うので、これから留学を考える皆さんには非英語圏への留学も是非一度検討して頂きたいと願っています。

 

2014-2015年度交換留学参加者 齋藤藍子さん
The University of Sheffield (イギリス)

シェフィールド大学はイギリスで有名な大学であり、世界各地から優秀な留学生たちがやって来ます。とりわけヨーロッパから来る留学生の多くはネイティブと遜色ない英語を話し、セミナーに積極的に参加しています。そんな彼らを見て、不甲斐なさを感じることも稀ではありませんでした。それでも諦めずに授業へ通うことが出来たのは、教授たちの熱心な講義はもちろん、快適な学習環境が大学に整備されていたからだと感じ、このようなバックアップがあったからこそ、途中で諦めることなく、シェフィールドでの学びを一層充実したものに出来たと思います。また、留学中、他の生徒たちが"Give it a go!" "Get involved!" というフレーズを口にするのを何度も聞きました。彼らの行動は、とりあえず挑戦・参加してみる、ダメだったら後から考える、というシンプルで大胆なものであり、見習うところが多かったです。これを機に新しいことへ躊躇わずに挑戦していこうと思えました。

振り返れば、シェフィールドで過ごした約1年間は、人生の中で一番長く感じた1年間だったように思います。留学を考えるにあたって、英語のこと、費用のこと、就職活動のことなど、考えなくてはならないことは沢山あるかと思います。迷う気持ちは十分理解できるので、条件が揃うなら、ぜひ皆さんに留学に挑戦してほしいと思います。

ICUは世界中に提携校を持っており、チャンスの幅は他の大学に比べたらとても広いです。この機会を活かして、皆さんの学生生活がより有意義で、充実したものになることを祈っています。

その他の声

FAQ

Q 「交換留学プログラム」と「海外留学プログラム」の違いは何ですか?

「交換留学」とは、ICUと海外諸大学との協定に基づき学生を相互に派遣するプログラムです。交換留学プログラム参加者はICUに在籍したまま、留学先の大学で主に1年間(ICUにおける3学期間)学びます。それに対して「海外留学」は、ICUが協定を持たない国・地域にも留学する機会をつくるため、アメリカに本部を置く非営利教育団体が世界各地の大学・高等教育機関と提携して実施するカリキュラムに参加するプログラムです。現在、CIEE(Council on International Educational Exchange、日本語名:国際教育交換協議会)およびIES (Institute for the International Education of Students)の海外留学プログラムを通してICU生は世界14カ国16プログラムに参加することができます。

海外留学プログラムも交換留学プログラムと同じように、留学先で修得した単位は帰国後の審査を経て、ICUの単位として編入することができ、留学をしても4年間で卒業することができます。

ただし、現地でのプログラム参加費は本人負担となり、留学期間中のICU授業料・施設使用料が免除され、その点が交換留学プログラムと異なります。

Q ICUの協定校以外でも留学できますか?

はい、ICUでは協定校への留学以外にも多様な留学の機会が用意されています。上記で説明した海外留学プログラムのほかに、アジアキリスト教大学連盟(ACUCA)*1やMiddlebury C.V. Starr*2を通した留学などが可能です。

また、「私費留学」という制度を利用して、留学前にICUに承認された留学先であれば、自分が行きたい国・大学に1年間留学することができます。留学先で修得した単位は帰国後の審査を経て、ICUの単位として、交換留学と同じ最大40単位まで編入することができます。私費留学にかかる留学費用はすべて自己負担となり、ICUには在籍料(各学期3万円)を納付します。

*1 アジアキリスト教大学連盟(ACUCA)を通した留学(5カ国15大学)

アジアのキリスト教主義高等教育機関の相互協力ために発足したACUCA(Association of Christian Universities and Colleges in Asia、http://www.acuca.net/)には、インド、インドネシア、韓国、タイ、台湾、フィリピン、香港、日本という8つの国と地域から50以上の大学が加盟しています。ICU生は、Student Mobility Schemeを通して、これら加盟校のうち5か国15大学で、春学期または秋学期の1学期間学ぶことが可能です。

*2 Middlebury C.V. Starr(2カ国2大学)

全米有数のリベラルアーツ大学、ミドルベリー大学(Middleburry College)との交換留学協定を通じて、イギリス・オックスフォード大学又はインド・デリー大学を拠点に学ぶことができいます。ICU生は、ミドルベリー大学などのアメリカの大学生と共にイギリスやインドでそれぞれの専門科目の学びを深めます。

Q 留学の準備には何をすればよいでしょうか?

なぜ留学をしたいのか、留学によって何を実現したいのか。目的をしっかり持って自分に合った留学をみつけることがとても大切です。留学の選択肢をよく調べ、自分の目的や目標を考えてみましょう。また、留学プログラムのほとんどは、ICUでの成績や語学力(TOEFLやIELTSのテストスコア)が学内選考時に厳しく審査されます。そのため、ICUでのリベラルアーツ英語プログラム(ELA)の授業、キャンパスにいる留学生との交流、英語開講科目の履修などを通して、大学で求められる英語力を養いましょう。さらに留学先では日本人代表として、日本の文化、社会、政治、経済などさまざま視点から日本について質問されるでしょう。留学の前の準備として、日本についての知識を深める努力も大切です。

Q 留学しても就職活動に影響はないですか?

大学時代の留学経験は、就職活動を含め将来の進路にたくさんの良い影響を与えてくれると考えています。留学中は、出発前に立てた留学の目的に集中し、留学先でしかできない活動に参加したり、人と交流したりすることで、現地での生活を充実させる努力をすることが大切です。そのうえで、余裕がある時に、最新情報を収集することもできるかもしれません。日本で就職活動をしたいと思っている学生は、留学プログラム終了後はできるだけ早く帰国しましょう。

 

 

留学参加者数

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