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「国連アカデミック・インパクト公開イベント:ジェンダーと持続可能な開発目標(SDGs)」を開催

2017年5月30日

5月22日(月)、前国連大使・吉川元偉特別招聘教授の「国際関係学特別研究」の授業で、「国連アカデミック・インパクト公開イベント:ジェンダーと持続可能な開発目標(SDGs)」が行なわれました。

まず、吉川特別招聘教授が2015年までのミレニアム開発目標(MDGs)と2015年以後のSDGsの違いについて説明したのちに、UN WOMENアジア太平洋事務局長である加藤美和氏が、UN WOMENが創設された経緯とMDGsとの関連性、ジェンダーの問題をUN WOMENという組織が担当することにより、従来よりも効果的にジェンダーの問題に国連として取り組むことができていること述べました。

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イベントの後半では、学生によるプレゼンテーションとパネルディスカッションが行われました。「国際関係学特別研究」履修生が、SDGsの取り組みとジェンダーの事例を挙げつつ、SDGsの実効性をいかに測ることができるか、という質問を投げかけました。

吉川特別招聘大使、加藤氏に加え、高松香奈准教授(メジャー:国際関係、 政治学、 開発研究, ジェンダー・セクシュアリティ研究、 平和研究)が参加したパネルディスカッションでは、毛利勝彦教養学部長が司会を務め、加藤氏が、実効性の測定には統計が重要になることを紹介し、高松准教授は、「ジェンダーの問題は社会環境において起きており、制度の変更だけでなく社会全体の変革を考えなければならない」とコメントしました。学生からも発言があり、実務家や研究者など異なる視点から考える契機になりました。

(文・博士後期課程 秋山 肇)