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本学の学生が第23回アフリカ教育研究フォーラムで同時通訳ボランティアを務めました

2019年4月24日

4月12日(金)、13日(土)に本学で第23回アフリカ教育研究フォーラムが開催され、11名の本学学生が同時通訳ボランティアを務めました。

全国各地からアフリカ教育について研究する研究者、実務家、大学院生、約120名が集い、アフリカの教育に関する37の研究発表が行われました。このうち、日本語で行われた11の口頭発表について、5つの同時通訳テーブルを設け、本学の学生たちがアフリカを中心とした留学生に対して日本語から英語の同時通訳を行いました。学生たちは事前に用意された発表要旨を予習し、当日の資料を見ながら留学生たちの理解が進むよう通訳し、真剣に取り組みました。中には昨年のサービス・ラーニング*でケニアに行った学生や、アフリカの教育や開発に関心があり、自らの語学力を役立てたいという志で参加した学生もいました。

学生たちの通訳の結果、日本語での発表に対して留学生たちから質問やコメントができる場面が増え、日本とアフリカの対話を促進する機会となりました。通訳ボランティアの学生たちも研究会というものを初めて体験し、自ら学びながらボランティアサービスを行い、アフリカ人留学生やアフリカの教育に携わる研究者や実務家と知り合い交流を深める良い機会となりました。

*サービス・ラーニングは、学生が自発的な意思に基づいて、一定期間無償で社会奉仕(サービス)活動に従事し、「大学での学びを社会に還元し」、「社会での体験を通して知識や理解をより深め」、「それを個々の学習活動(ラーニング)に活かす」という、実践型・循環型の教育プログラムです。

写真:金丸草也(本学学生)

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