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「国際機関で働くには」「外務省 外交講座」開催

公開日:2014年10月14日

10月7日(火)キャリアガイダンス「国際機関で働くには」、9日(木)「外務省 外交講座」を開催しました。

まず、7日(火)に行われたキャリアガイダンス「国際機関で働くには」では、外務省総合外交政策局国際機関人事センター外務事務官の小山奈々氏が、国際機関の採用制度について、また本学同窓生でUNICEF東京事務所コミュニケーション担当官の佐々木佑氏(2002年卒)が自身の仕事や国際機関で働くまでの経緯について語りました。

小山氏は、言葉の壁、修士号以上の応募資格要件、加えて任期2,3年の採用が主である雇用環境の違いなどが要因となり、国際機関で働く日本人が少ない現状に触れながら、公募から採用の流れ、求められる人材像、そして国際機関で働くことを希望する人への外務省のサポートについて説明を行いました。

一方の佐々木氏は、UNICEF東京事務所の業務や自身の仕事内容のほか、本学の国際関係学科(当時)に在籍し、NGO論やサービスラーニングを履修した学生生活や、民間企業へ就職し、海外大学院への留学などを経て、現在に至るまでの経緯について説明しました。そして、会場に訪れた国際機関で働くことを目指す学生たちに、「まずはなぜ国際機関で働きたいのか、自分の好きなことをはっきりと意識することが大事です。そして英語力を磨いてください。人生は計画通りに進まないこともあると思いますが、そのときのすごし方がとても大切です。一つ一つ手をぬかずに、大切にしてください」と、暖かいメッセージを送りました。

9日(木)には、本学植田隆子教授の国際安全保障論のクラスにおいて公開講座「外務省 外交講座」が行われました。

当日は、外務省経済安全保障課長の松林健一郎氏による講演とキャリアガイダンスとして外務省の仕事について説明が行われました。

「経済安全保障と日本外交」と題した講演では、エネルギーの安全保障、食料の安全保障の2つが取り上げられました。日本と世界の情勢を比較し、日本の課題やその解決のために重要な外交的な取組みについて説明がされ、学生からは「食料の安全保障というと「量」に関する取組みが多いが、食料の「質」を保障するためにはどのような取組みを行っているのですか」「アメリカ国内にはシェールガス採掘への環境懸念が多くある中で、シェールガス革命は実現されるのでしょうか」などの質問がありました。

キャリアガイダンスでは、外務省への入社1年目からどのようなことを行うのか具体的に説明があり、松本氏の約21年のキャリアの中で経験したさまざまなことが語られました。自分なりにキャリアやスキルを積むことによって自分の進むべき道が見え、外務省もそれに応えてくれること、また外交官の仕事内容は非常に多岐にわたることなど、参加した学生はとても興味深く一つ一つの話を聞いていました。質疑応答でも、「紛争の絶えない国での勤務ではどのように自分の身を守るのですか」「どのようにセルフマネジメントをしているのですか」「日本は外交官の数が他国に比べ少ないですが、どのように考えますか」等、とても多くの質問が松本氏に投げかけられました。

両日とも、将来は自分の力を世界に役立てたいと強い思いを抱く学生が多数参加し、イベント終了後も講演者を捕まえて質問を投げかける姿がありました。 

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