NEWS

NEWS

本学の学生がチュニジア-日本 文化・科学・技術学術会議で優秀ポスター賞を受賞

公開日:2016年3月4日

2月23日(火)から25日(木)、筑波大学(茨城県つくば市)で「チュニジア-日本 文化・科学・技術学術会議 TJASSST2015*」が開催され、生命科学・食料・農業分野のポスター発表において、大学院生以上も多数参加した全32件の中から、本学教養学部4年の黒木健さん(メジャー:生物学、マイナー:数学)が優秀ポスター賞を受賞しました。

黒木さんは、複数の研究者とともに「Inversion of photoperiodic response by clock mutations in Arabidopsis thaliana」(和名:シロイヌナズナにおける時計遺伝子の変異による光周期応答性の反転)をテーマとした研究に取り組み、今回その内容を学会で発表しました。

*チュニジア-日本 分科・科学・技術学術会議 (TJASSST) は2000年に始まり、日本とチュニジアの自然科学、人文社会科学、工学を含む幅広い領域の研究者の交流の場として数多くの共同研究を生み出しています。(TJASSSTウェブサイトより)

発表テーマ

「Inversion of photoperiodic response by clock mutations in Arabidopsis thaliana
(和名:シロイヌナズナにおける時計遺伝子の変異による光周期応答性の反転)

発表テーマの概要

自ら動くことのできない植物にとって、周囲の環境に適応することは極めて重要で、植物はそのためにさまざまな仕組みを持っています。種子植物には欠かせない花を咲かせる機能も高度に制御されており、日長、つまり昼間と夜間の長さへの応答もその一つです。今回、私たちの研究グループは、特定の遺伝子の変異がモデル植物であるシロイヌナズナの開花時期の光周期応答性を反転することを突き止めました。本研究は生物学の基礎研究における重要な関心の一つである植物の開花制御の解明に寄与するものです。さらに将来的には、農業作物の需要に合わせた開花時期の調節や、栽培可能な緯度の範囲の拡大によって、効率的かつ持続的な食料生産などの応用研究にもつながる可能性があります。(原美由紀、夏井悠、○黒木健、髙橋慶、宮田佳奈、溝口剛)○ 発表者

黒木さんのコメント

今回、初めての学会参加ながらポスター賞をいただき大変光栄です。国際的な場で研究内容を発表し、評価していただいたことで自信がつくと同時に、今後のさらなる勉学への励みにもなりました。さまざまな分野の研究者や学生と交流することができ、さらにチェニジアとの合同シンポジウムということで、北アフリカの乾燥気候に関する研究など、国内とは一味違った観点の研究にも触れることができました。今後は学術雑誌への論文の投稿も目指したいと思います。今回の発表を通して、自然科学分野におけるICUの研究活動が一層知名度を増すことに少しでも貢献できれば幸いです。研究および発表を支えてくださった先生方、皆様に感謝いたします。

RELATED PAGES

ページTOP