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学生部長・布柴達男教授が日本学生相談学会特別賞を受賞

公開日:2016年6月6日

2016年5月21日(土)から23日(月)まで、成蹊大学(東京武蔵野市)で開催された日本学生相談学会*第34回大会にて、本学の学生部長・布柴達男教授(メジャー:生物学、環境研究)が日本学生相談学会特別賞を受賞しました。

布柴教授は、常に学生の成長を促す視点に立ち、本学の環境系学生団体SUSTENAが大学食堂にリサイクル可能なテイクアウト容器『リリパック』の導入を提案した際、学生の主体性を損なわないよう適切にサポートしたほか、同年には環境意識週間としてさまざまな環境問題に関する講演会や企画が実施される「E-Weeks」開催も支援。以降、学生団体が毎年開催する行事として定着しています。また例年夏休みには近隣の小学生らを対象に「子ども科学教室」を開催し、こうした取組を実践研究として学会や学会誌に発表してきました。そしてこの度、一連の活動が「教員による学生支援のモデルを示した」として、評価されました。

布柴達男・学生部長のコメント

学生相談・学生支援というと、問題を抱える学生のサポートと思われがちですが、2000 年に文部科学省が出した「大学における学生生活の充実方策について」では、学生の人間形成を促す教育の一環としての学生相談・学生支援が提唱されています。すなわち学生支援はカウンセラーだけが担うものではなく、教職員すべてで学生一人ひとりに対して担うものだということです。約10年前にそのことを知って「学生の成長を促す適切な支援とは?」を私自身の課題として、実践をしてきました。私の本来の専門分野は微生物遺伝学ですので、学生相談学会で実践研究として私の取り組みを発表させていただき、いろいろな方々からコメントやアドバイスを頂いてきました。その日本学生相談学会から、今回学会特別賞を頂けるということで、驚きとともに本当に嬉しく思います。

ICUに着任したとき、すでに教育としての学生支援が実践されている大学だと感じました。現在も教員と様々な部署の職員が協力・協働しながら、学生にとっての適切な支援を目指して、懸命に取り組んでいると感じています。今回の授賞理由には「大学の統括的な立場での活躍されており」とありますが、これは学生支援に関わる全ての教職員の支えなくしては叶わないことで、いわばICUの学生支援体制を評価してくださったと私は思っています。しかし、「学生の成長を促す適切な支援」を行うのは容易なことではありません。学生にとっての適切な距離、適切なタイミング、適切なサポートを考え提供しなくては、学生の成長の機会を奪うことにもなりかねません。これからも「適切な支援とは?」を考えつつ、学生支援に関わっていきたいと気持ちを新たにしているところです。

*日本学生相談学会は、全国の大学及びその他の高等教育機関の学生相談室、カウンセリングセンター、保健管理センターに関係しているカウンセラー、アドバイザー、教職員などや、学生の岐路に立ち会い援助活動を行っている実践者・研究者の学会です。学生相談の理論や方法は、学生の変化や時代の要請に従って刻々と変わっております。本学会は、このような変化に対応すべく、新しい知見の導入や工夫、実践の成果の伝達など種々な取り組みを組織的に行う目的で活動を行っています。(日本学生相談学会HPより)

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