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2017年春季卒業式を挙行しました

公開日:2017年3月24日

3月23日(木)、大学礼拝堂において2017年春季卒業式を挙行し、学部生559名、大学院生19名あわせて578名に学位記を授与しました。

式では、献学以来の本学の伝統に則り、卒業生一人ひとりの名前が読み上げられ、卒業生は壇上において学位記を授与された後、日比谷潤子学長と祝いの握手を交わしました。

式辞を述べた日比谷学長は、2015年9月に国連総会で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(以下SDGs: Sustainable Development Goals)を」に触れるとともに、本学卒業生で現在国連グローバル・コンパクトボードメンバー/グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン代表理事として活躍されている富士ゼロックス株式会社・元代表取締役社長の有馬利男さん学生時代のエピソードなどを紹介し、「みなさんは、今日、このキャンパスでの生活を終え、広い世界に飛び立っていきます。国際基督教大学の卒業生として、どこにいても、社会の良き一員として行動し、けちでない夢、つまり人の役に立つ仕事とは何か、を追い求め続けてください。2030年までの達成を目指すSDGsの合言葉は、『誰も置き去りにしない』。実現にはすべての国と地域、すべての人による行動が必要です」、「みなさんの進路はさまざまですが、これからどのような道に進んだとしても、これらの中に、職業人として、また一人の市民として、人の役に立つ仕事をするヒントがあるはずです。それが何であるか、すぐには分からないかもしれません。あるいは、本当にこれでいいのだろうかと、自ら選択した道に迷いが生じる日がくるかもしれません。そのような時には、今日の式の最初に朗読されたマタイによる福音書第7章の第7節と第8節を思い出すことをお勧めします。必ず、求めれば与えられ、捜せば見いだし、門をたたけばあけてもらえるでしょう。有馬さん同様、本学卒業・修了から半世紀経った時に、人の役に立っていることを実感できるような人生を歩んでいってください 」と、言葉を贈りました。

続いて祝辞に立った北城恪太郎理事長は、卒業生の将来の姿について述べ「対話というのは相手の意見を良く聞いた上で、自分の考えを伝えることが大切です。皆さんにはよき話し手(Good Speaker)だけでなく、良き聞き手(Good Listener)になって欲しいと思っています。また、ICUの卒業生である皆さんは、インテグリティを持って行動して欲しいと思っています。インテグリティを持つということは、『人が見ていない所でも正直に行動する』ということです。人が見ている所では正直に行動しても、人が見ていない所で不正をするような人が、組織のリーダーになっては、その組織はいずれ破綻してしまいます」、「そして、どんな困難な問題に直面しても、必ず解決策はあると信じて努力して欲しいと思っています」と、卒業生を力強く激励しました。

また、式の中では、顕著な活躍がみとめられた学生、教職員または本学関係者に対して贈られる「Friends of ICU賞」の授与式が行われ、石田由香理さん(2014年卒業)と加藤綾音さん(2011年卒業)の2人が受賞しました。

石田さんは、在学中よりフィリピンの視覚障害者の環境改善の活動に携わり、現在はフィリピン国立盲学校の学修環境改善を目指すなど、「責任ある地球市民」として社会への貢献を続けており、その活動はICUコミュニティーに模範を示すものであると、紹介されました。

加藤さんは「ICUジュニア キャンパス・キャンプ」の立ち上げと発展に大きく尽力し、さらに市民や企業とともに東日本大震災で影響を受けた小学生を招いたキャンプを企画・運営するなどしていて、ICUの理念を社会とも共有しており賞賛に値すると、紹介されました。

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