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本学学生が第12回宇宙法模擬裁判大会で受賞

公開日:2017年3月27日

左から: 山﨑さん、中来田さん、鳴島さん、荒金さん、松田助教

左から: 山﨑さん、中来田さん、鳴島さん、荒金さん、松田助教

3月12日(日)に開催された第12回宇宙法模擬裁判大会日本大会(主催:日本宇宙法学生会議、委員長:中谷和弘 東京大学大学院法学政治学研究科教授、後援:外務省、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構〔JAXA〕)に、本学松田浩道助教(メジャー:法学)の授業を履修していた山﨑千鶴さん(教養学部3年)、荒金昴さん(教養学部2年)、鳴島歳紀さん(教養学部2年)とともに、中来田桃さん(教養学部1年)がチームとして出場し、山﨑さんが被告弁論第三位を受賞しました。大会には本学のほか、京都大学、東京大学、東洋大学、早稲田大学、宇宙開発フォーラム実行委員会から、合計29名の学生が参加しました。

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模擬裁判活動は、徹底したアクティブラーニングの教育法として世界中の大学で導入されるなど、近年注目されており、本学でも松田助教がニューヨークに拠点をおく本学の関連機関である日本国際基督教財団(JICUF)の助成を受け「Moot Court Activity for Peace and Human Rights(平和と人権のための模擬裁判活動)」というプロジェクトを進めています。

宇宙法模擬裁判大会では、現実に起こりうる宇宙開発をめぐる複雑な紛争事例について、国際司法裁判所の裁判官役を務める大学教授・JAXA職員・弁護士らの前で口頭弁論を行い、質問に応答する法的技術を競いました。学生たちは、約3ヶ月間にわたり綿密な文献調査を踏まえて原告・被告双方の立場から準備書面を作成し、繰り返し弁論練習を行った上で大会に臨みました。

松田助教のコメント:

本学学生の模擬裁判大会における受賞は、2016年7月の国際法模擬裁判大会ジャパンカップ(http://www.icu.ac.jp/news/160716_n_1.html)に続くものです。これらの輝かしい成果は、本学が誇るリベラルアーツ教育の真価を発揮したものといえるでしょう。本学の学生は1年次から徹底的にクリティカルシンキングの訓練を受け、現実に生じうる極めて難しい問題に対して自分たちだけで学術文献を調査し、説得的な議論を組み立てる高度な能力を身に付けます。これは対話による紛争の平和的解決のために不可欠な技術です。今回の宇宙法模擬裁判大会においては、法学分野にとどまらず宇宙物理学の論文を幅広く調べた学際性にもICUらしさがありました。本学の学生が現実に世界で生じている国際紛争の平和的解決に対して大きく貢献することを期待しています。

山﨑さんのコメント

はじめに、今回一緒に宇宙法模擬裁判に参加した荒金さん、中来田さん、鳴島さん、そしてご協力頂いた松田先生をはじめ、物理メジャーの石丸先生、ご指導いただいた方々、誠にありがとうございました。今回の経験を通じて、ますます、法学という切り口から海、宇宙等、自分が好きなことに広く携わることができることを実感しました。また、ICUというリベラルアーツの大学だからこそ、自分の知的好奇心を追求するに相応しい環境があることも実感しました。3年次からメジャー(専修分野)を学ぶというICUのメジャー制度の特徴上、法学を専門的に学び始めたばかりということもあり、準備書面を書きあげるにも、判例を調べるにも四苦八苦しながら皆で進めてきた模擬裁判で、少しでも結果を残すことができて大変嬉しいです。今後、ICU内でもより多くの方が多様な形で法学に携わり、法学がICUの中でもより一層熱い学問になることを期待しております。

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