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本学尾崎敬二客員教授が日本画像学会編集委員長賞を受賞

公開日:2017年12月19日

11月30日(木)から12月2日(土)にかけて行われた一般社団法人日本画像学会の第120回日本画像学会研究討論会にて、本学の尾崎敬二客員教授(メジャー:情報科学)のポスター発表が日本画像学会編集委員長賞を受賞しました。

尾崎先生は、デジタルカメラの画像を用いて植生指標を推定する研究に取り組んでおり、2015年3月の情報処理学会第77回全国大会でも、「デジタルカメラ出力画像の輝度範囲制限による推定植生指標の精度向上」に関する研究で、大会優秀賞を受賞しています。

尾崎教授の研究テーマ

「小型無人航空機搭載デジタルカメラによる単一空撮画像から推定する緑赤植生指標」

研究概要

これまで、近赤外画像と可視光画像の2種類からの植生指標推定であったが、1種類の可視光画像のみでの、地表面の植生か非植生の判別の可能性を探っていた。植生域に適用する緑赤植生指標では、影領域が植生域に誤判別される問題が解決できていなかった。

2006年頃提唱の、緑葉対象の緑過剰指標を適用すると、影領域の誤判別問題の解決に至った。これにより、小型無人航空機(ドローン)搭載のカメラや多種多様な通常の可視光カメラの画像のみから、簡便に植生域の判別が可能になる。その結果、グローバルな環境情報の一つの植生指標分布図が容易に作成可能となり、通常のデジタルカメラ画像がセンサとして、大いに活用されると期待できる。

尾崎教授のコメント

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ドローンによるICUの空撮
高価な機器によらず、デジタルカメラの写真で簡便に植生指標を推定して、グローバルな環境センシングに貢献したい願いを持ち続けています。

3年の科研費研究期間を1年延長できたため、ドローン搭載のカメラを用いた3次元的な俯瞰写真へと研究範囲を広げました。

ドローンの操縦講習会に参加し、国土交通省東京航空局と大学にドローンの飛行許可を申請して、今年の最も暑い時期を研究に費やしました。天候不順で、ドローンを飛ばせる日が少なく、影領域を植生域と誤判別する問題解決の見通しもない厳しい日々でしたが、なんとか提出できた次第です。

今回このような賞を頂き大変光栄に思うとともに、多くの皆様の支えに心より感謝申し上げます。

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