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「長清子先生を偲ぶ会」が開催されました

公開日:2018年9月12日

本学献学の1953年に着任、長きにわたり教育・研究に力を尽くし、2018年4月に100歳で逝去された思想史学者、長(武田)清子・名誉教授を偲ぶ会が、9月8日(土)午後、大学食堂において、世話人会が主催し行われました。長先生ご遺族のほか、教えを受けた本学1期生から、著書を読んで影響を受けた現役学生まで多くの教え子、旧知の研究者、日本YWCA、日本宋慶齢基金会、『思想の科学』研究会ほか関係者ら約230人が参加、長先生の功績と人柄を振り返りました。

偲ぶ会は、第一部「祈りと追悼」、第二部「思い出と懇親」に分かれ、進行しました。第一部では、桑ヶ谷森男氏(本学1期生)の司会の下、北代淳二氏(同)が開会のことばを述べ、棟居勇氏(3期生)が、「ローマの使徒への手紙8章18-25節」と「ヨハネによる福音書8章31-32節」を朗読し、祈りを捧げました。

続いて、交流のあった研究者を代表して大口邦雄・本学元学長、教え子としてM. ウィリアム・スティール本学名誉教授、長先生が理事長を務めた、中国における母子保健・少年児童育成のためのNPO法人を代表して久保田博子・日本宋慶齢基金会元事務局長が登壇し、追悼のことばを述べました。

また、長先生の助手を務めた小澤浩氏(4期生)が、「長(武田)清子先生の人と学問を偲んで」と題し、先生の思想や学問から学んだことについて、研究テーマのキーワードに沿い、時にユーモアのあるエピソードを交えながら語りました。

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第二部は、長先生の助手であった関根和子さん(2期生)の司会で進められ、冒頭、本学の北城恪太郎理事長、日比谷潤子学長の挨拶があり、理事・評議員として学校法人運営に対するご貢献、ご遺族よりアジアからの留学生支援のためご寄付のお申し出を受けたことへの謝辞が伝えられました。

そして、長先生の長男・幸平氏が、先生の人生を写真と共にたどりました。中でも、退職後に執筆された本学50年史『未来をきり拓く大学――国際基督教大学五十年の理念と軌跡』執筆に注いだ情熱、晩年まで続いた思想史研究会、家族に見せた表情など、長先生のプライベートでの一面を紹介しました。

その後、テーブル毎の参加者紹介があり、各々が様々な機会に長先生から受け取った本質的なことばの数々が、深い感謝と共に披露されました。

最後に、菊池秀明・本学アジア文化研究所所長が「長先生のご貢献やご意思を継承するため、アジア研究や日本研究に関わる卒業生を中心とする講師による『アジアンフォーラム』を続け、ICUはいかにあるべきか、これからも考えていきたい」と宣言し、閉会しました。


以下、敬称略 cho_1.jpg cho_1.jpg cho_1.jpg

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