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シンポジウム「世界人権宣言70周年:ICUからの再訪」を開催

公開日:2019年1月21日

左から:秋山肇さん(ICU)、滝澤美佐子教授(桜美林大学)、野島大輔先生(関西学院千里国際中等部・高等部)左から:秋山肇さん(ICU)、滝澤美佐子教授(桜美林大学)、野島大輔先生(関西学院千里国際中等部・高等部)

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12月8日(土)、国際基督教大学平和研究所主催シンポジウム「世界人権宣言70周年:ICUからの再訪」が本学東ヶ崎潔記念ダイアログハウス国際会議室にて開催されました。なお、このシンポジウムは「国連アカデミック・インパクト公開イベント」の一環として開催されたものです。


本学は全学生が入学に際して世界人権宣言の原則に立って大学生活を送る旨の誓約書に署名を行うなど、世界人権宣言とは深い繋がりを有しています。初めにそうした説明が平和研究所の笹尾敏明所長・教授(メジャー:教育学、平和研究)と本学の新垣修教授(メジャー:法学、平和研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究、公共政策)より行われました。その後、平和学、国際法、教育現場の3つの視点から世界人権宣言への再訪へと続いていきました。


「平和学からの再訪」では、日本学術振興会特別研究員であり、本学博士後期課程の秋山肇さんが、平和学の解説とそれに基づいた世界人権宣言第1条の再考、そして最後にICUに求める役割を述べました。「国際法からの再訪」では、本学大学院の卒業生でもある桜美林大学の滝澤美佐子教授より、自身の世界人権宣言の出会いについて話があった後、国際法の視点から世界人権宣言について再考が行われました。「教育現場からの再訪」では、本学学部・大学院の卒業生であり、関西学院千里国際中等部・高等部教員の野島大輔先生が、中等教育現場における世界人権宣言に関連した取り組みについての紹介と、教育現場の教員として世界人権宣言を再考しました。


10分間の休憩を挟んで、本学の西尾隆教授(メジャー:公共政策、法学、日本研究)よりコメントがあった後、新垣教授をファシリテーターとしてコメンテーターと登壇者3名を交えてのパネル・ディスカッションが行われ、現在の人権問題についての意見交換とこれからの世界人権宣言のあり方についての議論が行われました。終盤には、本学学生を含めた参加者との間で、質疑応答や意見交換が行われました。


このシンポジウムでは主に日本語が使用され、日英の同時通訳も行われていましたが、通訳担当者2人もまた本学卒業生であるなど、本学ならではの世界人権宣言への再訪が行われました。

(文:教養学部4年 守谷優希)

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