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献学60周年記念事業 ICU・カリフォルニア大学(UC)国際教育交流50周年イベント開催【2】

公開日:2013年7月18日

本学のキャンパス内に、カリフォルニア大学(UC: University of California)が国際教育交流の促進を目的とし、日本における拠点、東京スタディーセンターを設置したのは1964年。以来、半世紀に及び共に歩み続けてきた国際教育交流を振り返りつつ、これからの50年をも見据えた交流の在り方を探るため、6月24日(月)、25日(火)、26日(水)の3日間にわたり記念イベントが開催された。

イベント初日についてはこちら。

2日目の25日には、公開シンポジウム「学部プログラムと留学プログラムの統合 Study Abroad and Academic Integration-」が本学東ヶ崎潔記念ダイアログハウスにて行われ、会場には一般の参加者も含めて約100名が集まった。

本学日比谷潤子学長、UCのジャン・ザビエル・ギナール交換留学プログラム最高責任者の挨拶につづき、まず、UC 交換留学プログラムアカデミック・インテグレーション・イニシアチブ共同委員長のフアン・カンポ教授(UC Santa Barbara 宗教学)が、「カリフォルニア大学における学部教育と留学プログラムの統合」と題した講演を行った。カンポ教授は、高等教育における留学の意義が増しているにも関わらず、学位取得のためのカリキュラム制約や留学先で修得した単位の編入が複雑であることが一因となり、留学する学生数が伸びない現状を示し、この解決には自大学内のみならず受け入れ先大学も含めた情報共有など連携を強化することが必要であると述べた。

その後、プレゼンターとして4名の教授が各大学の留学制度の現状や課題などを発表した。

まず近藤佐知彦大阪大学国際教育交流センター教授(社会心理学)が、大阪大学における留学者数・留学先の実績や、単位の認定に関する課題と解決への取り組みなどを紹介した。

続いて、生駒夏美ICU教養学部上級准教授(文学、ジェンダー・セクシュアリティ研究)は、課題として留学を希望する学生全員を送り出すことが出来ない現状をあげ、留学プログラムの目的・期間などの多様化が必要であると述べたほか、留学により就職活動の開始時期が遅れてしまうことを懸念し、留学を希望しない学生がいることも述べた。

また、吉本光宏早稲田大学国際教養学部教授(メディア・映画研究)は、アメリカで学ぶ日本の学生数が減少していることについて言及し、その変化の背景にある理由やグローバル人材の本質について述べた。

その後、エリス・クラウス(UC San Diego 国際関係)UC 明治学院大学プログラムディレクターが、150年の歴史ある明治学院大学について、UCとの交換留学プログラム20年の歴史を織り混ぜながら語った。

最後に、UC東京スタディセンター長の伊藤順子教授(UC Santa Cruz、ICU客員教授-言語学)をファシリテーターとして、4名のプレゼンターにコメンテーターとしてUC上海スタディセンター所長のジャニン・ジャン教授(UC Davis 日本語、日本研究)、ICU国際渉外部長のマラーニー・ショウン K.教授(人類学)が加わり、パネルディスカッションが行われた。

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