NEWS

NEWS

国際ワークショップ「リベラルアーツ・サイエンス教育の実践:約束と可能性」を開催

公開日:2016年7月5日

6月22日(水)、23日(木)、本学教育研究所主催のリベラルアーツ・サイエンス教育の実践に関して議論する国際ワークショップが本学にて開催されました。日本、アメリカ、オランダ、バングラデシュ、韓国においてリベラルアーツ教育に関わっている教員6 名を招聘したほか、テレビ会議システムを通して教員2名が参加し、「カリキュラム開発のための統合的なアプローチ」、「多様性とインクルージョン」、「エビデンスを基盤とした政策策定」の3つのテーマに沿った8 つのプレゼンテーションが行われ、本学の教職員、学生とともに熱心な議論が行われました。

本学日比谷潤子学長の挨拶、鄭仁星(ジョン, インソン)教授のワークショップの趣旨説明で開始されたワークショップでは、初めにイェール・シンガポール国立大学(シンガポール・シンガポール)のトリシア, クレイグ(Tricia Craig)教授とアムステルダム大学(オランダ・アムステルダム)のマルコ・デ・ヴァールト(Marco de Waard)博士が「カリキュラム開発の統合的アプローチ」について、プレゼンテーションを行ないました。リベラルアーツ教育のコアカリキュラムの構成、その策定過程、実践事例に関する説明があり、参加者から学際性を最もよく実践する方法論や課題について活発な質問が挙がりました。

次に、「多様性とインクルージョン」に関して、アジア女子大学(バングラディッシュ・チッタゴン)のアンドレア, フィロット(Andrea Philott)教授とランドマーク大学(アメリカ・バーモント州)のエイドリアン, メイジャー(Adrienne Major)教授が、プレゼンテーションを行ないました。多様性に配慮した具体的な政策、授業実践、評価方法等が述べられ、プレゼンテーション後には、多様性とインクルージョンを卓越性とどのようにバランスを取るのか、また卒業後の進路や社会変革との繋がりについて議論が行われました。

最後に、「エビデンスを基盤とした政策策定」については、同志社大学(日本・京都府)の山田礼子教授、ポモナ大学(アメリカ・カリフォルニア州)のジェニファー, ラッチフォード(Jennifer Rachford)博士および延世大学(韓国・ソウル)のキョン・ミ・チョン(Kyong-Mee Chung)准教授により、データを使用した大学の意思決定過程と実際のデータの分析結果や活用事例、課題等が紹介されました。その後、データの取り方や扱い方、意思決定の詳細なプロセスや成功要因等について活発な議論が行われました。

本ワークショップは、「私学高等教育の新たな国際化戦略―小規模私立大学の持続可能な成長に向けて」と題した研究プロジェクトの一環として行われました。研究プロジェクトは、2014年度より日本私立学校振興・共済事業団より学術研究振興基金の助成を受けて、本学の鄭仁星教授(インストラクショナル・テクノロジー、メジャー:教育学)を代表、笹尾敏明教授(コミュニティ心理学、メジャー:教育学、平和研究)、清水安夫上級准教授(体育教育、保健体育科)、西村幹子上級准教授(教育社会学、メジャー:教育学、開発研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究)、呉恵卿(オ, ヘギョン)専任講師(世界の言語)をメンバーとして実施されています。

ページTOP