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本学の学生が日本言語学会第155回大会にて口頭発表を行いました

公開日:2017年12月22日

11月25(土)と26日(日)に立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区等持院北町)で開催された日本言語学会第155回大会で、本学の浅野真菜さん(教養学部4年)が口頭発表を行ないました。

浅野さんは、卒業論文の研究テーマである「反対の意味解釈がなされる日本語命令文の研究」について発表しました。この研究は「馬鹿言え」「嘘つけ」「ふざけろ」「ほざけ」など字義通りの意味とは反対の意味が解釈される命令文に焦点を置きながら、命令文全般における意味解釈について研究したものです。

浅野さんのコメント

4年生になって間もない5月頃、ICU言語学メジャー卒業生の先輩から、日本言語学会に応募してみてはどうかと提案をいただいたのが、今回の学会発表のきっかけでした。当初は自身の実力面などの不安要素ばかりが目につきましたが、「卒業論文のさらなる進展のために」と自分に言い聞かせ、なんとか応募準備に踏み切ったように記憶しています。

発表を終えた今、学部生の時に学会に参加できたことのありがたさを日々実感しています。今回の経験を通し、未熟ながらも、学会は研究や意見の相互作用の場である、という側面にも目を向けることができました。互いの研究成果を発表することは、その相互作用の場において、言語現象の解明という一つの目的に共に迫ることなのではないかと思います。発表前にはただ不備や失敗を恐れてひどく緊張していましたが、発表を通して、研究の原点に立ち返ることができたように感じています。

春からは大学院に進学し、引き続き言語学の研究を続ける予定です。今回学会で発表した研究テーマについて、発表終了後にも様々な方から意見を伺うことができたので、大学院でも引き続き研究したいと考えています。また、今回体感した、自分なりの研究の原点を尊重しながら、言語現象や人間に対する純粋な好奇心を忘れずに、学際的に研究を続けていきたいと願っています。

最後になりましたが、今回の学会発表にあたり、先生、先輩方には、研究の内容に関するご指導だけでなく、発表練習の場なども何度も設けていただきました。また、同期、後輩も、本当にたくさん協力してくれました。温かく、万全の環境を整えて発表に送り出してくださった皆様、特に、アドバイザーとして、私の小さな疑問にもいつも丁寧に向き合ってくださる吉田智行教授に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

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