なぜ、日英バイリンガル教育を基本とするのか?

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なぜ、日英バイリンガル教育を基本とするのか?

ICUが育成を目指す人とは、単に、日本語と英語を流ちょうに話す人ではありません。開かれた価値観と生涯学び続ける主体性をもち、国際的な場や地域、世界の国々や日本、さまざまな職域や職種、個人生活においても、信頼される地球市民として、人々と協働しつつ人類の平和と共存に資する人です。

このような人には、日英両語で世界の人々と対話できる言語運用能力が最低限必要になるほか、問題を発見し解決していく能力、文理を問わず多様な知識を統合し、実践の場で活用する能力、効果的な文章記述力とコミュニケーション力に基づく説明能力などが求められます。

そのため、人文科学、社会科学、自然科学、どの分野のメジャーを専修する学生も、授業でグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションを繰り返し、日英両語で筋道を立てて「書く力」と「話す力」を養い、自分の考えを世界の人に伝える力や、さまざまな情報を統合し、解決策を導く力を身に付けていくのです。

また近年、国際社会で必要とされるのは、日英2言語に加えてもう1言語の習得です。英語、日本語以外の言語を学ぶことで、未知の文化や考え方を知り、自らの批判的思考力をより高め、より広い視野で物事を見て、考えることができるようになります。ICUでは、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語、中国語、韓国語、アラビア語、イタリア語、インドネシア語の9言語の授業を開講し、「日英2言語、プラス1言語」を習得した人の育成を進めています。

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