ELAの詳細

このページの情報は、2016年度(事業期間終了年度)時点のものです。


入学時に実施するプレースメントテストと海外生活経験などの情報をもとに課程(Stream1~4)が決まります。各課程内でさらに約20人ずつの「セクション」と呼ばれるクラスに分かれ、授業はセクション単位で行われます。

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ARW Academic Reading & Writing(読解と論文作法)

Stream1、Stream2、Stream3、Stream4 すべての学生が履修する科目。学生の関心が高いアカデミックなテーマを通して読解力、理解力、討論力、論文作成力を高めます。主にネイティブスピーカーの教員が担当し、個人指導(チュートリアル)も重要な要素です。

RCA Reading & Content Analysis(精読と英文構成法)

Stream3 とStream4 の学生が履修する科目。学術論文を読み込んで分析する読解力を身につけることをめざします。主に日本人教員が担当し、個人指導(チュートリアル)もあります。

AS Academic Skills(アカデミック・スキル)

Stream2、Stream3、Stream4 の学生が履修する科目。講義の聴き方、ノートの取り方、語彙の構築、ディスカッションとプレゼンテーション・スキルの訓練、および大学での学びに必要となるさまざまな技術を学びます。AS には必修科目と選択科目があります。

FRW Foundations of Research Writing(論文作成基礎)

Stream4 の学生のみ履修。1 年次のカリキュラム修了後、RW 履修前の準備として学術論文作成の基礎について学ぶ科目です。1 年次の学習と2 年次の論文作成の橋渡しとなる指導が行われます。

RW Research Writing(論文作成)

ELA を締めくくる科目。学生が興味を持って取り組めるアカデミックなテーマ(「ロックの歴史」「マスメディア」「日本の英語教育」など)を研究し、論文に仕上げます。論文を書くにあたり、教員がきめ細かな指導をします。

Advanced English Studies

ELA 修了後も英語力を磨きたい学生には選択科目としてAdvanced English Studies(上級総合英語)が開講されています。TOEFL/IELTS 準備やプレゼンテーション技術の向上をめざすコースなどがあります。


金澤果歩 教養学部2年(インタビュー時)
メジャー:法学

入学したその日から英語が日常になります。

高校までの英語は、英語を日本語で理解することが目的でしたが、ELAでは「英語を勉強する」のではなく「英語で勉強する」ように指導されるのがカルチャーショックでした。英語で考える訓練によって、日本語で考えたことを頭のなかで英語にするプロセスが省かれ、直接英語で自分の考えを表現できるようになりました。

RCA(精読と英文構成法)というコースでは、英語の学術論文を読み、分析します。課題は多岐にわたるので必ずしも得意なテーマについてばかりではありませんし、大変難しい文献も読まなければならないので、準備には毎回4時間ぐらいかかるのですが、テーマと真剣に向き合うことで新たな興味が生まれ、視野が広くなったのではないかと思います。