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学生2名が「フランス語コンクール」、フランス語で歌うコンテストで賞を受賞

2014年11月27日

本学の田畑紗希さん(教養学部4年、写真中央)が、11月15日(土)に行われた公益財団法人日仏会館主催、第7回日仏会館フランス語コンクール決勝大会で、奨励賞APEF賞を受賞しました。日仏修交150周年を記念して2008年より開催されているこのコンテスト。今年は約70名の応募があり、田畑さんを含む15名が決勝に出場しました。

コンクールは、課題に合ったテーマを7分間スピーチし、その後の質疑応答に答えるというもので、田畑さんは、「日本と大和撫子」というテーマで決勝に望みました。

田畑さんのコメント:

ICU入学当初はジャーナリスト希望でしたが、さまざまな分野の授業を受け、最終的には開発学をメジャーにしました。開発学をメジャーにしたことで、さらにフランス語の学習に力を入れるようになり、海外フランス語研修に参加し、交換留学プログラムでもフランスのパリに留学をしました。わたしにとって初めての海外生活でしたが、現地の環境に溶け込むことができたのも、ICUの国際的な環境に慣れていたからですし、今回のコンクールで賞をいただけたのも、フランス人の友人に練習に付き合ってもらったりと、多様な人と接し、多くの視点から物事を考えることができるようになったことが大きいと思っています。これからも学び続け、世界で活躍できる人になりたいです。

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また、神川美優さん(教養学部2年)が、10月25日に行われたフランス大使館後援のフランス語で歌うコンテスト、J'AIME CHANTERに出場し、映画、千と千尋の神隠しの挿入歌のフランス語バージョンを歌い、「歌の道賞」を受賞しました。これは、100名を超える応募者の中から、計4名に与えられる賞で、11月16日(日)に開催された日仏会館共催のJ'AIMECHANTER CONCERTへの出演権も獲得し、歌声を披露しました。

神川さんのコメント:

高校1年生のときにフランスに交換留学し、海外から見た日本の姿が面白いと思い、追求したくなりました。ICUに入学したのも、外国籍の先生方から日本について学ぶことができるという点が大きな理由です。今回わたしが歌った「いのちの名前」もフランスの方が日本語をフランス語に訳していて、日本語の捉え方、訳し方がとても興味深いんです。歌もフランス語も趣味なので、フランスの方が訳された言葉の思いが審査員の方に伝わって賞をいただけたのかなと思っています。現在、教職課程と日本語教員養成プログラムを履修していて、将来は海外の方に日本について伝えていきたいです。