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【国際シンポジウム】「グローバル倫理ダイアログ」を開催

2015年6月10日

国際基督教大学とカーネギー倫理国際関係協議会(Carnegie Council for Ethics in International Affairs:アメリカ、ニューヨーク市)、そして日本国際基督教大学財団(JAPAN ICU FOUNDATION)は、早稲田大学および法政大学と協力して、6 月4日(木)から12日(金)まで、東京や福島で「グローバル倫理ダイアログ」イベントを開催しています。

6月5日(金)と6月6日(土)には本学で様々な講演が行われました。6月5日(金)には、モハウ・ペコ駐日南アフリカ共和国特命全権大使が「シティズンシップと異質性」をテーマに講演を行いました。アパルトヘイト下で、教育、医療、公共サービスを受けることのできない、シティズンシップの無い人々が多数いた時代から現在のアフリカの現状を話されました。その後、本学日比谷潤子学長が、言語学の観点から11言語あるアフリカの言葉と教育の係わりについて質問され、デビン・ステュアート氏(カーネギー倫理国際関係協議会上級協議会上級プログラムディレクター)、さらに本学学生2名が、ペコ大使に質問を投げかけました。ペコ大使は全ての質問に丁寧に答え、会場からも多数の質問が出るなど、とても活発なセッションとなりました。

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6月6日(土)には、元首相の菅直人衆議院議員を招き、「原子力エネルギー技術とリスク」と題したセッションが行われ、菅元首相は福島での原発事故を振り返りながら当時の対応について講演を行いました。講演終了後には、本学フォッセ, ヴィルヘルム M.教授(メジャー:政治学、国際関係学)の司会のもと、山口富子上級准教授(メジャー:社会学、環境研究)、ジョン, ジューヨン J. 上級准教授(メジャー:メディア・コミュニケーション・文化、グローバル研究)を交えての討論、そして質疑応答が行われました。

セッションでは、情報開示姿勢や事故発生時の体制などに関する言及や、日本では意見の対立する立場間のコミュニケーションが欠けていることが非常に問題であるとの指摘などがあり、今後いかに社会的にオープンな議論を実現するのか、この事故の教訓から日本は何を学ぶべきなのかについて対話が繰り広げられました。

今後は、福島県を訪問し、法政大学でワークショップを行う予定です。