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グローバル経営者レクチャーシリーズ りそなホールディングス会長・東和浩氏

2020年11月17日

11月5日(木)、りそなホールディングス会長の東和浩氏を招いて、オンライン講演会が開催されました。

本講演会は、2019年4月に開始した大学院「責任あるグローバル経営者・金融プロフェッショナル養成プログラム」のグローバル経営者レクチャーシリーズ第2回にあたり、本学岩井克人特別招聘教授(メジャー:経営学)が開講する一般教育科目「資本主義と社会」内で行われ、90人ほどの学生が参加しました。

東氏は「リテールNo.1を目指して~変革への挑戦・新しい価値創造とそれを支えるコーポレートガバナンス~」と題した講演で、りそなの変革への挑戦・新しい価値創造を生み出すための戦略と、それを支えるコーポレートガバナンスについて自身の豊富な経験を交えながら説明をしました。そして、説明の中で、「自社の常識としていたものを疑い、お客さま目線で改革することが大切」「会社人生は意図しない異動などもあるが、それぞれの経験すべてが今の自分を作ることになり、人生に無駄はない。コロナ渦において直面するさまざまな問題も今後の糧になると信じてがんばってほしい」と学生に力強く語りかけました。

学生からは、「東会長の『お金は血液のように循環している。銀行は、そんなお金を循環するポンプ(人間の臓器に例えるならば心臓)のような役割をしている』という言葉がとても印象的だった」「講義全体を通して、長く企業が生き延びていくには、自己中心的ではなく協力的でクリーンな体質を貫くことが重要なのだと感じた」などの感想が寄せられました。