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被爆75年記念特別シンポジウム「平和・軍縮教育の新たな展開〜核兵器禁止条約の時代 を見据えて〜」(長崎大学核兵器廃絶研究センター核兵器廃絶センター(RECNA)主催、本 学平和研究所協力)

2020年12月22日

 2020年11月25日、NBCビデオホール(長崎市)で長崎大学核兵器廃絶研究センター核兵器廃絶センター(RECNA)主催・本学平和研究所協力で、被爆75年記念特別シンポジウム「平和・軍縮教育の新たな展開〜核兵器禁止条約の時代を見据えて〜」が開催されました。来年1月の核兵器禁止条約発効を前に、国内外の研究者・実践者が集い、今求められる教育とは何かを討論しました。
 シンポジウムでは、まず山極壽一第26代京都大総長による特別講演「戦争の由来と人類の未来」が行われました。続いて西村幹子本学教授(平和研究所所員)の司会で、「新たな時代の平和・軍縮教育」というテーマで4名の報告と討論が行われました。笹尾敏明本学教授(平和研究所所長)、パレール・マンテル国連軍縮局 (UNODA) ウィーン事務局長、イ・キホ韓信大学平和と公共性センター長、中村桂子長崎大学RECNA准教授が、平和・軍縮教育について、それぞれの取り組みを報告しました。特に、笹尾敏明本学教授は、本学平和研究所を拠点に本学が長崎大学・韓信大学(韓国)・延世大学(韓国)と共同で進める研究プロジェクト「日韓共同平和軍縮教育に向けて:エビデンス基盤のプログラム策定・実施・評価」(日本学術振興協会2020年度科学研究費補助金基盤研究B一般)の紹介を行いました。
 それぞれの報告の後には、会場からの質疑応答が行われ、参加者を含めた討論の場が持たれました。