02 竹内弘高 × 隈研吾

数々の有名建築物の設計に携わり、
ICUのキャンパス・グランド・デザイン設計も手掛ける隈研吾氏。
青山にある事務所を訪れたのは竹内弘高理事長。
建築家と経営者、異分野の二人は何を語り合うのか。

#コミュニティの記憶  #都市から自然へ  #日本美・日本文化  #アフターコロナ

「大学の文化こそが問われる時代」
大学のコミュニティのかたち

日本国内の大学の数は増え続け、高等教育の一般化が進む一方で、
18歳人口は減少の一途をたどっている。大学間競争の激化は避けられない流れであり、各大学は独自の価値を示していくことが必要だ。

これまでは通用した大学選択の尺度が激変した。
社会のニーズや課題が多様化・複雑化する現代においては、これまでの偏差値という単一の指標のみでは大学の真価は計り得ないだろう。これから大学が生き残っていくため、選ばれる大学であり続けるためには何が必要なのか。

「大学というものは、文化がないと生き残れない」という隈氏の言葉にそのヒントがある。そして、隈氏は「文化を伝えていくためにはキャンパスが重要だ」とも語る。

建築を通じてさまざまな文化に触れてきた隈氏、そしてICUで大学時代を過ごし、ハーバード・ビジネス・スクールで今もなお教鞭を執る竹内弘高理事長は、ICUのコミュニティと文化をどのように捉えるのか。

隈氏が設計に関わる「キャンパス・グランド・デザイン」を
共通の題材として、その本質を探る。

Paragraph 01

献学以来積み重ねられてきた
コミュニティのかたちを次世代へ紡ぐ。

現在ICUではキャンパス・グランド・デザインに基づいたキャンパス整備が進んでいる。50年以上先まで見据えた超長期的な計画だ。学びの場としてのICUはどのように変わろうとしているのか、また変わらない部分は何か。ふたりの対話からは「歴史」「自然」というキーワードが見えてきた。

「ICUのキャンパスの施設建設の特徴のひとつに、ヴォーリズ建築があります。ウィリアム・メレル・ヴォーリズは熱心な宗教者であると同時に、キャンパスデザインと施設建築に対しても宗教活動と同じくらいの情熱を注いでいました。単なるビジネスではなく、ハートがこもった建築です。それがICUの建築のDNAとして、ずっと受け継がれています」と話す隈氏。

竹内理事長もヴォーリズの残した建築物への思い入れは強いという。「私が学生だった時、ヴォーリズが設計したD館(ディッフェンドルファー記念館)東棟で多くの友人や教員と対話を行った。勉強だけでなく、演劇をしたり、ジャズの演奏を聴いたり。ICUらしい多様性と知性があふれる対話を通したコミュニティでした」。

D館東棟については当初、経年劣化への懸念から建て替えが検討されていたものの、寿命の再検証などを経て修繕が決定した。ICUのDNAを残していくという点で、重要な決断だったといえよう。

古い建築物を残し受け継ぐ意義について、隈氏は次のように話す。「古い建物にはコミュニティの記憶が貼り付いているんです。建物を見ると、ここで育ったな、ここで勉強したなと思い出す。これほど強力なメディアはありません。テキストや映像よりも響くものがある。そうしたものを使ってコミュニティのつながりを強くしたい、保っていきたいと考えています。ICUには、まさにコミュニティのかたちと一体となった建物や学びの庭がある。それをうまく次の世代に引き渡していけたら、建築に携わる者として、これほど幸せなことはありません」。

竹内理事長はICU誕生の経緯に触れてこのように続けた。「ICUは日本とアメリカの多くの人々による寄附が基盤となって献学された大学です。第二次世界大戦の惨禍への反省から、平和を求める強い意志と善意を持ったキリスト者が、JICUF(日本国際基督教大学財団)をアメリカに設立。その後、日米で大規模な募金運動が展開され、1953年にICUが生まれました。そうした意味で、ICUは最初から平和をテーマとするコミュニティであり、その概念は卒業生が共有しています。ICUのコミュニティやそこにある文化まで考えながら、デザインしていただいているのは本当に嬉しいですね」。

ヴォーリズ設計事務所が初期ICUのキャンパス構想を担当し、その後レーモンド設計事務所や前川建築設計事務所など、そうそうたる建築家に思想は受け継がれてきた。献学以来歩んできた歴史は、ICUのリベラルアーツ教育と文化を形作るものとして、建築物とともに次世代へ脈々と受け継がれているのだ。

Paragraph 02

自然との調和が生み出す
豊かな学びの庭とは。

歴史と並び、ICUの重要なアイデンティティのひとつといえる「自然」。豊かな自然を擁する広大なキャンパスは、仲間と自由に対話を行う独自の文化を醸成し、学生の人間的な成長に大きく寄与してきた。

キャンパス・グランド・デザインにおいては、自然と建築物のさらなる接近が見られる。その一例が、2018年に竣工した新体育館だ。隈氏の建築の特徴である木材を印象的に取り入れた意匠となっている。

「私がICUに初めて関わったのは、新体育館の設計でした。その時に感じたのは、ICUのキャンパスが世界に例を見ないほど自然に恵まれているということ。『ICUらしさ』を建築で表現するためには、他のキャンパスとは異なるレベルが求められるなと思いました。そこで、自然素材をテーマにしたいなと。また、体育館であれば庇を取り入れるなどして、ICUの『外』の豊かさを『内』でも味わえるようにしました」と隈氏。

竹内理事長はこう応じる。「ICUの理事長に就いて、まず新体育館に行きました。NBAのスーパースター、ステフィン・カリーが高校生を指導するためにアメリカを中心に世界7都市を回るツアーの中で、日本で唯一ICUの体育館を訪れるということで、ぜひ見てみたいと。実際に体育館を目にして、なぜICUの体育館が日本中の体育館から選ばれたのかがわかりました。やはりポイントは自然との調和です」。

自然と建築物の調和は、以前から隈氏の建築を貫く重要なテーマでもある。そのコンセプトは、新型コロナウイルス感染症の流行によって従来の都市の在り方が揺さぶられる今、新たな価値を有するものとなっている。

「新型コロナ禍は建築の大きな折り返し地点だと思っています。今までは大きな箱に人をたくさん入れて『集中させること』が効率的で、それによって都市化が進んできた。ある意味、集中する方向に向かって狩猟採集時代から一直線に歴史を歩んできたと言えます。でも、それは人間という生物にとって大きなストレスだったのではないか。もう一度集中から分散へ、都市から自然へ戻れないか。そう考えた時に、すべての建築をゼロから見直す必要があります。そこで重要になってくるのが外部空間の利用方法です」(隈氏)。

建物という箱に押し込める時代から、箱の外へと空間を広げる時代へ。パラダイムシフトは、今確実に起こっていると言えよう。その変容に大学のキャンパスという箱はどのように変化すべきか。

Paragraph 03

新型コロナ禍により顕在化する
「キャンパス」の真実。

改めて大学にとってのキャンパスの役割について触れたい。

まず、現代において大学のキャンパスの形態・種別は、コロナ禍の影響も有り多様の様相を呈していると言える。創設の地に根ざし歴史を育むキャンパス、もしくは高度経済成長期以降により広い敷地を求めて郊外に移転したキャンパス、都心回帰・建て替えによりビルの間にそびえ立つ高層ビル型のキャンパスなど、際限がない(なお、数あるキャンパスの中でも、東京都内に広大な自然を有するICUのキャンパスは稀有な存在と言える)。

また、建物や施設、設備についても、ラーニングコモンズのような能動的な学習を促進する施設や国際混住寮など、流行も含めて多種多様な形が生まれている状況だ。

そして、世界に目を向けると2014年に創立されたミネルヴァ大学のようにキャンパスを持たない大学も存在する。新型コロナ禍以前よりオンライン講義が中心であり、4年間を通じて世界7都市に移り住む。全寮制で世界中の学生が生活を共にし、ある意味各都市がキャンパスであり、そこで学ぶ者のコミュニティとなっているのだ。

では、キャンパスが本来有する役割とは何か。その答えは、隈氏の言葉にある「中庭」の概念から捉えると明快だ。

昔からキャンパス計画というのは、他の建築物と異なり建築自体のみならず『中庭』を重視して設計されるもの。周りの建物や教室は時代に応じて変容するでしょうが、中庭が学生の生活の中心になっており、皆がコミュニケーションをして一体感を感じる空間であること。それが重要なのです」。

キャンパスという高等教育の現場において、師としての教員や同じ志を持つ友人といった「人」を介した学びが重要であることは明らかであるが、実は「物」や「環境」を介した学びも同様に貴重な経験となる。これは、新型コロナ禍において多くの学生がキャンパスへの通学を切望してきた状況を考えると理解いただけるであろう。

教室に差し込む光や、風に揺れるカーテン、通路の木漏れ日、流れる雲。キャンパスの時間、空間を仲間と過ごすことで、対話が生まれ、思考が溢れ出し、思想が創られる。自然との一体感が生まれるキャンパス環境が大学を象る文化となるのだ。

つまり、キャンパスの最大の役割は、「学びの庭」と言って差し支えない。例えキャンパスが実在しなくとも、どのような施設・設備が存在しようとも、キャンパスには高等教育の現場として相応しい知性と専門性が培われる学びが存在する必要がある。その庭は、大学の文化を支える屋台骨となるのだ。

ICUでは、2022年に新館が竣工予定だ。新体育館に次いで隈氏が設計を手掛ける。この建物には、大きな庇や回廊など外部空間を取り込むためのさまざまな設計上の工夫がなされている。

ただし、ICUにとってその意味は、隈氏が考える自然と建築物の調和だけでは決してないであろう。正にアフターコロナも見据えた学びの庭の「再構築」であり、実験場としてのICUの挑戦と言える。

Paragraph 04

日本文化を知り、矜持を持つこと。
それが世界に羽ばたくための第一歩。

「国際社会で活躍するために必要なこととは何か」。世界各国で建築賞を受賞している隈氏、ハーバード・ビジネス・スクールで教授を務める竹内理事長に聞くと、ふたりは口を揃えてこう答えた。「日本美、日本文化に自信を持て」と――。

前々パラグラフで触れた「外部空間を取り込む」といった考え方も、実は日本建築の中で発展してきたもの。日本美の中にある価値を、海外の建築家が再発見したという。

日本の伝統的な素材や空間を積極的に導入し「和の大家」とも称される隈氏は、自身の経験を踏まえて次のように語った。「日本の中にいると、日本文化の優れた点に気づかない人が多い。それが残念ですね。私自身も、日本の建築に興味を持ったのは日本を離れてニューヨークにいた時。感性の鋭い人が日本建築に興味を持っていて、どんどん質問をぶつけられて、『日本建築にはそれだけの魅力があるんだ』と思い、日本建築の追求に目覚めました」。

国際社会の潮流を視野に入れて、隈氏はさらにこう続ける。「日本文化の持っている強みが、これからの『環境の時代』にいよいよ発揮されます。環境問題を解決する知恵が日本文化には詰まっているので、その点に自信を持って社会に出ていくことを若い人たちには勧めたいですね」。

2015年9月国連サミットで採択されたSDGs。サステナイビリティという考え方の拡がりについて竹内理事長は次のように語った。

「サステイナビリティという発想はもともと日本文化の中にありますよね。経営学の面でも同じことが言えます。取引先や社会、従業員といったステークホルダーの利益を考える『ステークホルダー資本主義』という概念がありますが、多くの日本企業がとうの昔から『世のため、人のため』や近江商人の『三方良し』といったミッションを掲げて経営を行ってきました。何でも海外からコンセプトを持ってくればいいというわけではなく、元来日本にも良いものがある、と理解するのが第一歩ですね」。

我々はともすれば海外から持ち込まれた概念を先進的なもの、より優れたものとして無批判に捉えがちだ。しかし、必ずしもそうとは限らない。ふたりの言葉は、国際社会で日本人としての存在感を示す上でのクリティカルシンキングの重要性を再認識させるものだった。

ICUのいいところはバイリンガルであり、バイカルチャーであること」と竹内理事長は続ける。

多国籍の学生・教員が集まるICUのキャンパスでは、常に自己のアイデンティティと向き合いながら、他者と交わり対話することが求められる。否応なく自国や社会の常識を批判的に捉え、自分で考え、調べ、真価を見極めることとなる。ふたりが重視する「日本美、日本文化への自信」を育む上で、ICUはまさに最適な環境と言えよう。

Paragraph 05

コロナ禍で見える
変わりゆくもの、変わらないもの。

前述の通り、コロナ禍によって建築は大きな転換点に立つこととなった。変革を迫られているのは高等教育も同様だ。オンライン授業が当たり前となっており、アフターコロナ時代において学び方はますます多様化していくだろう。

しかし、オンラインでは完全に代替できないものもある。それは、ICUの学びのコアである「対話」だ。つまり、インタラクション、相互に作用する教育である。

数々の教育機関の建築設計に携わる隈氏は、コミュニケーション空間について次のように話す。「一方通行的なやり取りであればオンラインでも問題ありませんが、これからの社会、そして大学では『人と人が直に会って話すこと』がますます重要になってくるでしょう」。

本館前にある芝生広場は、まさにコミュニケーションの場として学生たちに親しまれ、多くの交流や対話を促進してきた。そして、2022年に竣工する新館には新たにHub Centralとクアドラングル(中庭)の空間が設けられる。完成した暁には、これまで以上に活発な対話がキャンパス内に満ち溢れることだろう。

「建物の中にもコミュニケーション空間を設けようと考え、新館の中は吹き抜け空間がつながっていくようなプランにしています。周囲に入る教室の姿はこれから変わる可能性もありますが、みんながコミュニケーションを取って一体感を感じるこの吹き抜け空間は、変わらず重要であり続けるでしょう」(隈氏)。

ICUの卒業生である竹内理事長は、次のように思いを語った。

「私はよく『なぜICUに戻ってきたんですか』と聞かれるのですが、いつも『恩返し』と答えていました。ですが、隈先生と話していて気付いたのは、私の使命は『恩送り』だったということです。返すのではなく、次のジェネレーションにICUが培ったカルチャーを渡していくことが必要なのだと」。

竹内理事長が話すカルチャーには、自然との調和や、日本美への矜持、そして「学びの庭」としての質の高さといったICUのコミュニティとしてのすべてが含まれる。そして、次のジェネレーションのみならず、日本の高等教育業界に一つの方向性を示すモデルケースを示すものとなるであろう。

図らずとも「ICUのコアに迫るふたりのDialogue #01」に続き、ICUの独自性ある文化・コミュニティという側面に行き着く対談となった。そして、これは新型コロナウイルス感染症という人類と社会にとっての転換点が浮かび上がらせたICUのコア・本質だ。

今、日本の社会、高等教育にとって重要であるのは、変わりゆくものと変わらないものの狭間にある本質を見極め、発展させることにある。試練は、そこにも待ち受けている。

[あとがき]

「建物が人を育てる」――。

これは、文章中でも触れたW・M・ヴォーリズが語った言葉だ。その精神は、まさに今のICUにも受け継がれているに違いない。「キャンパスが学生を育てる」、隈氏も竹内理事長も、そのことを強く意識していると感じられる。自然と調和した唯一無二のキャンパスが、独自性ある文化とコミュニティを形成するキーファクターとなるであろう。

冒頭に掲げた「大学の文化が問われる時代」という言葉は、対話の中で隈氏が発したものだ。隈氏は続けてこのように語った。「大学にとって文化を伝える最大のメディアはキャンパスです。最近ではビル型キャンパスなどもありますが、本当にそれでいいのか。献学時のキャンパスデザインが守られてきている点が、まさにICUの文化の強さだと感じます」。

ICUのキャンパスに息づく「歴史」と「自然」はこれからも守られていく。しかしそれは「変化しない」という意味ではない。新型コロナ禍によって「リアルな場」の価値が見直される中で、キャンパスの意義も変化した。キャンパス・グランド・デザインを通して、日本の大学における新たな教育モデルを示していくこと、それが実験場としてのICUに課せられた使命と言える。

関連情報はこちら

Sub Dialogue

“知”が交わる対話録

カウンター・カルチャーと真善美

隈氏と竹内理事長の対話に感じられた共通のマインド。
その根源とは一体何か。国際社会で活躍するふたりの語らいの時間。

異質なものを直接見て、触れてみる。
偏差値偏重の価値観から脱却を。

隈氏
私は1964年の五輪の時に丹下健三の建築を見て、建築の道に進みたいと思いました。その頃は高速道路や新幹線もできて、建築物をバンバンつくるのが良いことだ、という時代でしたね。でも、1970年代に入ると公害問題などが出てきて、多感な時期にさまざまな問題を見て、今の建築はやばいんじゃないかと感じてきた。自分の見ていたもの、輝いていたものがどんどん疑問に思えてきた。批判的思考の癖は、その時に身につけたような気がします。
竹内理事長
なるほど。私の場合は、1968年に初めてアメリカ・バークレーへ交換留学に行って、異なるものを見ることの重要性に気づきました。
隈氏
ちょうど学生運動がピークの時ですよね。
竹内理事長
すごかったです。学生運動、フラワーチャイルド、ヒッピー。あれはエスタブリッシュメント(既存体制)に対する反発だったんですよね。だから弁証法的に、常に何か違う考えが必要なんだなと思うようになりました。日本からアメリカに渡って、いろんな考え方に触れて。
隈氏
多様性を理解するには、子どもの頃から多様な人間を知ることも重要だと思います。核家族化で親戚付き合いすらなくなり、異質に触れる環境がなくなってしまっている。
竹内理事長
こう言うと怒られるかもしれませんが、今までの日本の教育や受験文化に間違いがあるのかも知れない。閉じた環境で、どうしても偏差値に目がいっている。偏差値で人間が測れるのかと。隈先生が話されていたような経験は、つまり「真善美」を学ぶことであると思います。そして、普遍的な価値を見極めるということは、突き詰めるとリベラルアーツにもつながる。文系・理系という既存の区分も考え直す必要があるでしょうね。あとは、子どもの頃から自然と接することも必要だと思います。塾なんか行かずに、自然の中で泥んこになって遊ぶ時間が大切です。
隈氏
私自身も何に育てられたかというと、自然の存在は大きいと思います。里山を遊び場にして、いろんな発見があって。そこにいる生物たちは、ある意味で究極の他者であり、異質なもの。自分と違う原理で動いているものと接した経験が、自分を育ててくれたと感じます。
竹内理事長
隈先生のようになるんだったら自然と遊べ、里山に行け、ということですね(笑)。

PROFILE

竹内 弘高 理事長

学校法人国際基督教大学理事長。専門は経営学。1969年に国際基督教大学教養学部卒業。 1976年よりハーバード・ビジネス・スクール (HBS)で教鞭をとり、1987年から一橋大学教授、2010年からHBS教授。2019年6月より現職兼務。

隈 研吾 〔建築家〕

建築家。1990年に隈研吾建築都市設計事務所設立。これまで20か国超の国々で建築を設計し、日本建築学会賞、フィンランド・国際木の建築賞、イタリア・国際石の建築賞などを受賞。国際基督教大学のキャンパス・グランド・デザインにおいて設計を担当。

企画制作・執筆協力:株式会社WAVE

NEXT