新学生寮 樅寮・楓寮
2017年4月、ICU学生寮の62年の歴史の中で、13、14 番目の学生寮が誕生しました。これまで約5,000人の寮生活経験者を輩出したICU学生寮には、その歴史とともに培われた寮運営のノウハウや、寛容な文化が根付いています。世界からの寮生とともに暮らす中で、「対話」を通じて人権や多様性の尊重、責任の共有・分担を学び、さらには通学生、時には同窓生とともに勉強会を開き、寮を中心に新しいプロジェクトを考えることもできます。「樅(もみのき)寮」「楓(かえで)寮」は、社会とつながる進化した寮として、無限の可能性を秘めています。
施設概要
特徴
6つのセミナールームと共同リビング&ダイニング
この2棟は1階部分で繋がっていて、1階部分には広々と設けられた「6つのセミナールーム」、「共同リビング&ダイニング」があります。寮生に加え、通学生、教員も利用可能で、講演会や勉強会、教育寮の伝統行事の一つであるもちつきや、 世界の料理を作って楽しむパーティー、スポーツ観戦など、学びや対話の場として活用することが可能で、所属や世代、年齢や国籍を越境した「知的学修コミュニティー」が創出されます。
セミナールーム(1階)
リビング&ダイニング(1階)
燦々(さんさん)の間 (和室、1階)
ラウンジ(1階)
浴室(1階)
学生が主体的に運営する32人のコミュニティー
2階以上は、寮生の居住空間。各フロア定員32人の「自律協働コミュニティー」が連なります。内訳は、1年生から4年生までの各学年8人です。居室は、主に1~ 3年生が住む2人部屋12室と、卒業論文作成や就職活動等で多忙な4年生などを想定した1人部屋8室。また、上層階には大学院生や多様なニーズの学生に応えられるように、1人部屋を中心としたフロアもあります。
各フロアの中心には、32 人が一同に集まるソーシャルルーム、キッチン・ダイニングがあり、その他にもスタディールーム、シャワールーム、ランドリーなど、ゆったりとした共同空間があります。これは、暮らしの中で、寮生同士の対話を自然と促す仕組みです。育った環境、性格や考え方、さらには言語、文化、宗教も異なる留学生と日本人学生が、共に暮らし、対話を繰り返す中で、自分の視野や可能性を拡げていくことが期待されています。
居室 (2人部屋)
キッチン・ダイニング
ソーシャルルーム
スタディールーム
シャワールーム、洗面所
寮費
新学生寮の寮費については、以下をご確認ください