なぜ、教員の2人に1人が外国籍教員なのか?
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30なぜ、教員の2人に1人が外国籍教員なのか?
国際的社会人の育成には、開かれた価値観を養うためにさまざまな国籍や文化的背景をもつ人々がともに学び、対話する環境が不可欠です。さらに、世界各国からの教員が集ってこそ、世界に通用する教育が実現します。
そのため、ICUでは教員構成にも国籍的文化的多様性を求め、献学以来、専任教員の採用は国際公募を基本とし、現在、専任教員のうち3人に1人は外国籍。この外国籍教員比率は、世界的に見ても高い水準となっています。
一方、日本人教員も海外での教育・研究経験を持つ教員が多く、その割合は日本人教員の約90%。海外大学の博士号修得している教員比率は約60%です。
日本史を教えるハンガリー出身の教員、アメリカ文学を英語で教える日本人教員など、教員と学問の「国籍」が交差する環境は、未知の価値観や思想との出会いの場となります。