少人数・対話型授業

教員1人に対して学生は17人。学生一人ひとりと向き合う少人数教育

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現在の専任教員一人あたりの学生数は、17人。献学時から少人数教育を貫いている理由は、「リベラルアーツ実現のための必須条件=少人数教育」と考えるからです。学びの中心となるのは「対話」。教員と学生、学生同士が、絶え間なく対話を続けることで学問のテーマは具体性を帯び、学生は学びを深め、専門性を高めることができます。

学生と教員が創り上げる対話型授業

授業は教員が一方的に話す講義形式ではなく、ディスカッション・対話を中心に進められる授業が多く、学生の積極的な参加が基本です。そのため、学生は授業に参加する前に文献を読み込むなどの予習が欠かせません。また、ディスカッション・対話が生まれる工夫として利用されているのが、ひじ掛けと小さな机のついた「タブレット式イス」です。授業中は、このタブレット式のイスを自由に動かして、教員と学生、また学生同士が自らの考えを伝え、質問し合う、刺激的な授業を展開しています。

コメントシート(質問表)

授業終了時には、学生がコメントシートと呼ばれる質問表に、授業で聞くことのできなかった質問や、授業への意見を書き込むことができます。時には、コメントの内容により、授業内容が変更されることもあり、学生のニーズに即した授業の展開に役立っています。

オフィスアワー

学生が授業以外に教員の研究室を訪ね、自由に質問できる時間として、各教員は原則として1週間に最低2時間のオフィスアワーを設けています。教員に授業内容について質問したり、専門分野について助言を求めることができます。

チュートリアル

リベラルアーツ英語プログラムや日本語教育プログラムでは、教員による個別指導の時間があり、きめ細かな指導が繰り返されます。