博士後期課程(Ph.D.)

アーツ・サイエンス研究科

博士後期課程は、専攻分野について研究者として自立して研究活動を行い、またはその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を養います。

学生は、博士(学術)の学位を取得することができます。

課程修了の要件

学生は指導教授の定める方針に従い、「特別専門研究」(3科目6単位)および「研究者のための技法」(1科目2単位)を履修し、指導教授(及び同教授の指導により他の教授)の指導を受け、研究を行います。

必要単位数

科目名単位数 
特別専門研究Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ6各2単位×3
研究者のための技法Ⅰ-アカデミック・プレゼンテーション2
  • いずれか一方を履修
  • 1年次の履修が望ましい
研究者のための技法Ⅱ-研究計画と研究費申請2
必要単位数8 

毎年度末に、年次研究報告を指導教授の署名を得て提出します。研究科において定める博士候補資格試験に合格し、博士候補資格認定を受けます。博士候補資格取得後、少なくとも3学期間所定の研究指導を受けます。学生は学位論文を提出し、学識の認定のための試験を受けます。論文は審査委員会により審査され合否が決定されます。標準修業年数は3年です。

学位取得までの流れ

年次学期手続き等
1年次 1学期 入学式・オリエンテーション(履修説明会)【入学時研究計画書】提出
2学期 【博士候補資格試験予備申請書】提出
3学期 【年次研究報告書】提出(毎年度)
2年次 1学期以降 【博士候補資格試験】申請・受験 4科目、合計3回まで受験可能→博士候補資格認定
【博士学位論文計画書】提出
【博士論文の草稿(内容として完成されたもの)】提出
【博士学位請求論文・要旨】提出(博士候補資格認定から5年以内)
最終試験→合否決定
卒業式で学位授与

大学図書館ホームページにて過去の博士論文リストの閲覧が可能です。

担当教員

教員一覧ページに掲載している各教員の「担当専修」欄に"D"が付記されている教員が、博士後期課程を指導できます。