奨学金(学部)

ICUで学びたいあなたの気持ちを応援します。

ICUでは、学生満足度の高いリベラルアーツ教育に思い切りチャレンジできるよう、ICU生の模範と期待される学生への奨学金、遠方からの受験生を応援するための奨学金、4年間にわたり減免される奨学金など、経済的な支援が必要な学生のニーズに対応するさまざまな奨学金を設けています。ICU独自の奨学金の多くは返済不要な給付型で、同窓生を始めとする皆様からのご寄付、および大学が保有する基金の運用益を主な原資としています。毎年、約3人に1人の学生が、ICU独自の給付奨学金や外部機関による経済的支援を受けています。

毎年約3人に1人の学生が、
ICU独自の給付奨学金や
外部機関による経済的支援を
受けています。

Message

「奨・学・金」、それは名の通り「学びを奨励するお金」です。英語の"scholarship"には「学問」「学識」という意味もあり、「あの人は立派なscholarshipのある人だ」という言い方もします。つまり、奨学金をもらう人は立派な学識を持つことが求められています。ぜひICUで、高い志を持ち、それぞれの奨学金に込められた願いや期待を胸に学んでください。

奨学金(学部)

入試出願前に応募 遠方からの受験生支援

ICU Cherry Blossom奨学金

2024年度入学者より開始した奨学金です。1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)以外の高校等出身者を対象に、出願前に奨学金の採用可否を通知する予約採用型奨学金を新設しました。2025年度入学者の場合は、入学金(30万円)、年間の授業料・施設費2学期分(99.4万円)を免除します。入学から4年間受給した場合、自己負担額は授業料・施設費4学期分(約200万円)となります。これは、国立大学と同程度の負担額となります。給付対象は20名。

募集時期:年2回(6月下旬-7月上旬、11月上旬)
採用決定:8月上旬、12月上旬
募集要項(過年度版)

4月入学生の例

スカラーからの声

ICUで奨学金を受給した学生の声をご紹介します。

ICU Peace Bell 奨学金 スカラーの声

奨学生に選ばれたことが大きな自信に
自分の成長につながる挑戦を続けたい

大学院への進学も視野に入れICUに入学しました。学業に集中し親の負担も少なくしたいと申請しましたが、奨学金のおかげで想像以上に充実した大学生活を送れています。例えば、難易度の高い授業を臆せず受講し、経済面よりも仕事内容を優先したインターンに挑戦するなど、自分の成長につながる選択を迷わずできるのは本当にありがたいです。また、狭き門であるPeaceBellスカラーに選ばれたことは自信にもなりました。大学生活で挫折しそうなときもありますが、申請時の気持ちを思い出しモチベーションにつなげています。この先もさまざまなことに挑戦し、可能性を広げていきたいと思っています。3年次の秋からはイギリスに交換留学する予定で、留学先ではICUでは学べない科目などを積極的に学ぶつもりです。ICUに入学して将来の夢に関する視座が高まったと思います。

ICUトーチリレー High Endeavor 奨学金 スカラーの声

奨学金の存在が頑張りの原動力に
次は留学に挑戦したい

大学進学で兄弟2人とも私学に通うことになり、少しでも親の負担を減らしたいという思いで奨学金を申請しました。大学では学費を払って学んでいるという自覚を強く持つようになり、そして、奨学生になったことで「ふさわしい人物にならなくては」と、これまで以上に主体的に授業に取り組んだことで、あまり興味のなかった分野の学びを面白く感じたり、想像以上に大変だったELA(リベラルアーツ英語プログラム)を乗り越える力にもなりました。ICUの幅広く自由な学びに共感して入学した私ですが、自分とは全く異なる背景を持つ人と同じ授業を受けるなど、ICUの多様性あふれる環境はとても刺激になっています。高校までは考えられなかった留学も、今では英語力を試すためにも一度は行ってみたいと思っています。奨学金の存在は大きく、金銭面だけでなく、やりたいことに迷わず挑戦する心の余裕も与えてくれました。

ICUトーチリレー在学生奨学金 スカラーの声

大学時代はやりたいことに果敢に挑戦
その心の支えになったのが奨学金だった

幅広い学びや経験ができそうだとICUのリベラルアーツに魅力を感じ、入学しました。実際、ICUではたくさんの選択肢があり、大学に入って新しいことに積極的に飛び込む行動力がつきました。例えば、留学や興味ある業界へのインターンシップに挑戦。やりたいことを躊躇せず、経験を積むことができました。そうした経験が、メジャー選択や将来設計にもつながったと思っています。新しいチャレンジをするとき、心の支えとなったのが奨学金です。1年次の半ばに実家の被災などがあり、少しでも実家の負担を減らしたいと学生グループに相談。申請の手続きなどとても親身になって対応してくださり、トーチリレー奨学金のほかに外部も含め複数の奨学金を受給することができました。諦めず挑戦する勇気を与えてくれたと同時に、学ぶ責任・意欲も与えてくれたと感謝しています。