なぜ、5年で学士・修士を修めるプログラムがあるのか?

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なぜ、5年で学士・修士を修めるプログラムがあるのか?

学生 の学びの意欲、さらには、現代の国際社会の要請に応える。そのために、通常、学部で4年、その後大学院2年の計6年間の学びで取得する修士の学位を、学部4年、その後大学院1年の計5年で、「学士」と「修士」両方の学位を取得できる「学士・修士5年プログラム」を2011年に開始しました。

ICUには、学びに没頭し4年の学びでは物足りず、大学院で専門的に研究を深めたい、その一方で社会で早く活躍したいと考える学生が多くいます。そうした学生にとり、通常より1年早く修士の学位を取得できるのは、将来への大きなアドヴァンテージとなります。また、国際社会では、グローバル企業や国際機関で働くにあたり、修士の学位が一つのパスポートとしての意味を持っています。

成熟した知識基盤に立つ社会が求める人材とは、知識全体を俯瞰しながら社会に新たな価値を創造し、課題を解決に導くことのできる人であり、従来の学問体系の中で処理できない問題に対応する力をもった人です。人文・社会・自然科学を幅広く学び間口を広げた上で、さらに深く掘り下げて学ぶ。こうしたリベラルアーツの素養をもち、さらに専門性を持ったプロフェッショナルがまさに必要であり、5年プログラムはそのためのプログラムと言えるでしょう。