EVENT

September28Saturday 【CGS一般公開シンポジウム 9/28】「国籍と性による差別への抵抗」

日時2024年9月28日(土) 13:00~18:00
場所国際基督教大学キャンパス(詳細は追って告知)
募集対象ICU教職員・学生、一般の方
申込方法・期限参加申し込みフォーム

※対面開催(オンライン配信なし)
※言語:日本語
※UDトークを用いた日本語文字通訳を用います。
参加費無料
主催国際基督教大学ジェンダー研究センター(CGS)
お問い合わせcgs@icu.ac.jp
https://subsite.icu.ac.jp/cgs/
備考【イベント概要】
 近年の日本では、政治的右傾化が進行しており、それに伴い入管法の改悪や性的マイノリティの差別禁止法成立の頓挫などが見られる。このような政治的情勢は、日本に住む移民や難民、そして性的マイノリティの権利や生活環境に負の影響を与える可能性があり、各マイノリティグループの権利を擁護する人々から批判を受けている。また、このような政治的情勢に対する抵抗運動も行われている。
 実際に、国籍や性に基づく差別は構造的に密接に絡み合い、他の社会的要因とも複雑に関連している。しかし、日本社会において国籍とジェンダーやセクシュアリティに関する問題がどのように交差しているかについて議論の場がまだ限られているのが現状である。
 このような問題を踏まえ、日本社会における国籍と性による差別の交差についてどのように捉えるか、またこれが日本国籍を持たない人々、特に女性や性的マイノリティの生活にどのような影響を与えているかについて理解を深める必要がある。さらに、根本的な社会変革と多様な人々が共存できる未来を築くために、どのような社会運動の連帯が求められるのかも重要なテーマである。
 本イベントは、国家という人々をカテゴライズし管理するシステムと性に関する諸規範が引き起こす問題に取り組んできたアクティビストや学者たちを招き、来場者と共に以上の問題について考え交流する場を提供することを目指す。