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September 8Tuesday 国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館
特別展「柳清子コレクション ラオス、幻の布」

日時2026年9月8日(火)— 2026年11月6日(金)
※開館日:毎週火曜日~金曜日、および 9/19(土)、10/11(日)、10/12(月祝)
【9/22(火)・9/23(水祝)・10/13(火)・11/3(火祝)を除く】
場所湯浅八郎記念館
募集対象ICU教職員・学生、一般の方
参加費観覧無料
主催国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館
お問い合わせ電話:0422-33-3340
Email:museum-office@icu.ac.jp
備考

表参道の同潤会アパートに染織専門のギャラリーを開設し、自らの目で選んだ国内外の作品を紹介していた柳清子さんが、東南アジアの内陸国ラオスのテキスタイルに初めて出会ったのは1986年のこと。タイ・バンコクの骨董屋で、絣と紋織を合わせた非売品の古い布を見初めた時から、彼の地の華麗な織物を探し求め、散逸から守るライフワークが始まりました。
多民族国家ラオスでは、各集団が固有の衣文化を醸成させました。特に北部の山岳地帯は閉ざされた地形ゆえに、数十の少数民族がそれぞれ独自の意匠や技法を育んできました。自然豊かな暮らしの中で生み出された、その鮮やかな色彩と不思議な文様には、信仰に基づき家族の守護神たらんとする織手の女性たちの願いが織り込まれていると、柳さんは語ります。
1953年のフランスからの独立後も国難は続き、内戦で数十万人もが国外へ脱出しました。人知れず受け継がれていた高度で繊細な織技は、難民となった人々が大切な民族衣装を手放さざるを得なかったがために、皮肉にも国内のみならず近隣諸国の知るところとなりました。
社会主義体制となって以降も未だ外国人の入国は困難であった1989年に、ボランティアや研究者とともに初めてラオスに入る機会を得た柳さんは、その後1994年までに渡航すること十数回、「幻の布」を追って首都ビエンチャンのほか、北部の古都ルアンパバーンとベトナム戦争の爪痕の残るシエンクワーンにも赴き、現地調査を重ねました。

本展では、19世紀末から20世紀初頭のものとされる衣服を含む貴重な柳コレクションの寄贈を受け、神秘のベールに包まれてきたラオスの染織の美を紹介します。

更に詳しい情報は湯浅八郎記念館ウェブサイトをご覧ください。