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2021年度春学期の授業形態の方針

公開日:2021年2月24日

在学生の皆さま

 

2021年度春学期は、未だに収束していない感染状況に鑑み、対面とオンラインを組み合わせるという2020 年度秋・冬学期の授業形態の基本方針を継続します。ただし、学生や教職員の改善提案を取り入れ、授業形態の一部を修正します。そのため、新たな機材購入や、必要な機材を常設する教室増、ヘルプデスクの強化等、授業支援体制を強化します。これらの方針修正と支援強化により、キャンパスに来ることができない学生のニーズに応えながらも、対面で参加できる授業の数を増やしていくことを目指します。なお、新型コロナウィルス感染状況等、事態が急変した場合は学期中に方針を変更する可能性があります。

 

1. 2020年度秋・冬学期からの変更事項

1a.ハイブリッド式を発展させてミックス式を導入
一部の例外を除いて、予想される受講生数が60名以下の授業は、春学期を通してオンライン式で実施するのか、またはミックス式で実施するのか、いずれかを担当教員が決定するものとする。ここでのミックス式は 2020年度のハイブリッド式とは異なる。

1b.ミックス式授業
オンライン授業と対面授業を組み合わせた授業を「ミックス式授業」と呼ぶ。ミックス式授業の主な特徴は、キャンパスに来ることができない学生がオンラインで授業に参加できることを前提とし、オンライン参加と対面参加の割合を担当教員が自由に決定できる点である。

 

2. 2020年度秋・冬学期からの継続事項

2a. 大規模授業はオンライン
大規模授業(予想される受講生が61名以上)は春学期を通してオンライン授業とする。

2b. 教室の収容定員
原則として、1つの教室に入ることが許される受講者数は、収容定員の半分とする。最も大きな教室(定員が 140 名以上)の場合、上限を定員の約40%とする。

2c. 対面だけで開講する科目
対面のみで開講する授業が少数ある。学生はこれらの授業をオンラインで受講することはできない。対面のみで開講できる授業は以下の2つのタイプである。

  • 一部の実験授業、フィールドワークの授業、実習授業、体育の実技授業。
  • その他対面での開講に適した科目。

 

3. 学生への期待

学生のミックス式授業への参加率を高め、より充実した大学生活を実現するため、次の事に留意する。

  • 対面で参加できる授業を受講する場合は、オンラインではなく、キャンパスでの参加が原則求められる。
  • キャンパスに来ている場合は、対面でミックス式授業に参加することが求められる。これは、学生寮に住んでいる学生を含む。
  • 学内外の感染リスクを下げ、同じ授業を受講している学生が安心して学ぶことのできるよう、キャンパス内外において感染リスクのある行動を避けるよう求められる。

 

4. 緊急事態

政府の方針(対面授業を禁止する緊急事態宣言等)、もしくは、他の状況(キャンパス内で COVID-19 感染の発生等)により、すべての対面授業およびミックス式授業を春学期中であっても中断せざるをえない可能性がある。その場合、全授業はオンラインでのみ提供される。そのような変更が生じる場合、大学はできる限り速やかに教職員および学生に周知する。

 

5. 秋学期以降について

2021年度秋・冬学期の方針については別に定める。

 

以上

学務副学長 ロバート・エスキルドセン
教養学部長 石生 義人
大学院部長 溝口 剛