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ICUの学生団体によるSDGs討論会を開催

公開日:2021年7月20日

5月27日(木)、環境をテーマに取り組むICUの学生団体によるSDGs討論会が開催され、FR0SC、ICU地産地消プロジェクト、ICU Slow Vill、ICU Honey Project、ICU SUSTENA の計5団体が登壇し、それぞれの団体の活動とSDGsの関わりについて紹介をしました。

FR0SCでは「ゼロからラーメンプロジェクト」という器や小麦などの原材料を自作してラーメンを作るというプロジェクトを行っており、自給自足に焦点を当てた活動を紹介しました。続いて、ICU地産地消プロジェクトからは、三鷹の農家さんから仕入れた農作物の学内販売や三鷹産のブルーベリーを使ったブルーベリードリンクの販売など地産地消に焦点を当てた活動をしていることの紹介、ICU Slow VillはICUの落ち葉と馬糞から堆肥を作り、それを肥料に有機栽培をする活動を行なっていることを紹介しました。また、ICU Honey Projectはキャンパス内で養蜂を行い、蜂蜜を作ることを試みていること、ICU SUSTENAは、大学食堂で扱っているリリパックと呼ばれるリサイクルテイクアウト容器の回収を通して、使う責任にアプローチしていることを紹介しました。

その後参加者はグループに分かれ、「SDGsを周りの人に伝えるにはどのようにすれば良いか?」というテーマで話し合いが行われ、SDGsに関連する活動を体験してもらう場を増やしていく、身の回りでできることを実践していくといったアイデアが出ていました。

 

主催学生からのコメント

ICUは東京都に位置しながらも、自然豊かなキャンパスを持ち、キャンパス内で環境をテーマにしたさまざまな取り組みが可能です。このイベントに登壇したSUSTENA以外の4団体はいずれもICUのキャンパス内に設けられた畑で活動していて、目標は違うものの地産地消や自給自足、有機栽培を活動の主軸としています。こうした学生の活動は、SDGsの目標ありきではなく、日々の取り組みが結果としてSDGsに繋がっているということが確認できたと思っています。また、SDGsに関する活動を広めていくためには、一人一人が楽しく活動し、周りの人に体験してもらい理解者を増やしていくことが重要であるという意見が多く出たので、今後も学生の環境に関わる活動をさらに促進させ、持続可能な活動を推進していくような活動やイベントを実施していきたいと考えています。