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本学学生が「農の四季コンテスト」で優秀賞を受賞

公開日:2021年12月14日

左から三鷹市農業委員会の根岸稔会長、小泉明日香さん左から三鷹市農業委員会の根岸稔会長、小泉明日香さん

本学教養学部3年の小泉明日香さん(こいずみ あすか、メジャー:人類学、マイナー:環境研究) が、三鷹市農業委員会主催「第1回 農の四季コンテスト 散歩道からの農風景」にて優秀賞を受賞しました。

「農の四季コンテスト」は、昨年まで10年以上にわたり行われてきた「農家の四季コンテスト」がリニューアルされ、今年から参加対象を広く募集することにより、都市農業の魅力や重要性を周知し、市民の理解を一層高めるとともに、農風景を継ぐ担い手である農家の意欲も喚起する目的で開催されました。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により「三鷹市農業祭」が中止となったため、三鷹市農業委員会の根岸稔会長が本学三鷹キャンパスを訪問し表彰を行い、受賞賞品として三鷹市農業委員会委員が生産した「三鷹産農産物の詰め合わせ」が贈呈されました

今回のテーマは「三鷹の農地 夏」。小泉さんの作品は、「作り手から食卓までとびっきり新鮮な野菜が届いていることと農家の方の畑への情熱が夏の輝きと共に良く伝わり、今度ここに買いに行きたいと思わせてくれる写真」と評価されました。

 

作品タイトル:

「『私たちこの畑で育ちました』と言って並ぶ新鮮野菜」
作品は三鷹市サイト(下記リンク)「入賞作品(PDFファイル)」よりご覧いただけます。
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_photo/094/094437.html

受賞者 小泉さんのコメント:

この度はこのような賞を受賞することができ大変光栄に思います。賞品としていただいた沢山の三鷹産農産物は、どれも立派で味が濃く、驚くほど美味しかったです。提供していただいた三鷹の農家の皆様、誠にありがとうございました。

現在、農業や食にまつわる環境問題、地域づくりなどに関心があり、大学のある三鷹市の農家をいくつか訪問させていただいています。実際に畑を訪れ、農家の方から直接お話を伺うことで、これまで当たり前に食べていた食べ物の背景や、都市農地の大切さなどを感じてきました。今回いただいた農産物の中にも、以前訪問した農家さんの野菜があり、実際に見た畑や生産者の方を思い浮かべながら味わい、直接感想をお伝えすることができました。生産者の方とのコミュニケーションを通して食べ物をいただくことで、日々の食卓が豊かになることを改めて実感しました。これからも食べ物の背後にある作り手の思いや環境を実際に見て感じることを大切にし、都市農業を応援し続けていきたいです。

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受賞賞品「三鷹産農産物の詰め合わせ」。野菜はその日の朝取れたてのものです。