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2022年度 冬学期の授業について
公開日:2022年10月17日
在学生の皆さま
2022 年度冬学期の方針は、秋学期の方針と類似していますが、注意深く読んでください。
2022 年度冬学期において、標準授業形態は対面授業となります。実際、冬学期には90%以上の授業が対面授業になる予定です。並行して、対面授業に参加できない学生の教育ニーズを特定し、それに応えていきます。ただし秋学期と同様、この特別配慮は極めて限定的に適用されます。
1. 対面授業
A. 一般方針
大多数の授業は対面で行うこととする。
B. 危機対応
COVID-19 感染症への緊急対応の必要に応じて、限定した期間、一部または全ての対面授業をオンラインで教える可能性がある。緊急対応が必要になる例としては、キャンパスでの感染症の大規模クラスターの発生や政府による非常事態宣言等の発令が挙げられる。緊急対応実施に関する決定は、大学の BCP(事業継続計画)に基づき行われる。
そのような場合に備えて、学生はすみやかにオンライン授業への切り替えができるよう準備する必要がある。オンライン授業で使うインターネットアクセス、PC やタブレットなどを準備しておくことが求められる。
C. 個別ニーズへの対応
学生または教員の状況によっては、対面授業を短期間オンラインやハイブリッド式で教えることがある。
2. オンライン授業
A. 大規模授業
2022 年度冬学期においても、教室における密を避けるため、大規模授業(過去 3 年間のデータに基づき履修者が 100 名以上と予想される授業)をオンラインで教えることとする。一部科目において、履修登録者数の上限に例外がある。
B. 特別な目的を持つオンライン授業
小・中規模の授業の中にも特別な目的でオンライン授業と指定されている場合がある。
C. オンライン授業をハイブリッド式で教える
ごく少数だが、オンライン授業をハイブリッド式で教える可能性がある。その場合、その授業はハイブリッドと表示され、科目担当教員が、授業への参加方法を指示する。
3. 限定ハイブリッド式授業
2022 年度冬学期においても、ハイブリッド式授業は標準の授業形態ではない。しかし、ハイブリッド式授業の例外的使用を許可する場合がある。
A. 対面式授業の担当教員に、特殊事情(4.で説明)を抱える学生のオンライン受講を許可できるかどうか、大学が打診することがある。これを「限定ハイブリッド」と呼び、授業はあくまでも対面授業として開講されるが、認定された学生だけにオンライン受講を許可する可能性がある。
B. 感染症状がある、または、濃厚接触者として隔離されている学生に対して、担当教員が、数日間に限り、対面授業にオンラインでの参加を許可する場合がある。ただし、対応できない場合もあるので、この対応は教員の義務ではない。
4. 対面で授業に参加できない学生への特別配慮
A. 一般方針
学生は、対面授業を対面で受講することが求められる。
B. 例外
対面授業に対面で参加できない学生は、ペティションを提出し、対面授業をオンラインで受講するための許可を求めることができる。この例外は、学生本人または同居世帯の人が持病を持っているために、COVID-19 感染が重篤な健康上の問題を生じさせるリスクがあり、対面で授業を受講することが危険な学生にのみ適用される。ペティションの提出手続きは、5.で説明する。
海外からの留学生は現在日本への入国ができるため、海外在住であることはペティションを提出する理由としては認められない。
C. 保健体育、ELA、JLP、世界の言語(WL)の授業
ELA、JLP、WLの授業も原則対面授業である。ほとんどの保健体育の授業も対面で開講されるが、一部にオンライン開講の授業がある。
5. 対面授業をオンラインで受講するためのペティション
A. 対面授業のオンライン受講を要望する学生は指定のペティション(5-Bを参照)を提出し、オンラインで受講する必要性と、オンライン受講を希望する対面開講の科目名を説明しなければならない。
B. ペティションを提出する条件について
i. このペティションの目的は、特定の対面授業を冬学期に受講しなければ、予定通りに卒業/修了することが困難になる学生を把握することである。このペティションを提出するには、次の二つの条件の両方を満たす必要がある。
- COVID-19 に関連した健康上の問題から、対面授業を対面で受講できない。
- 2022 年度冬学期に対面で開講される特定の授業を受講しないと、予定通りに卒業/修了することが困難になる。
ii. ペティション提出の締め切りは 11月21日(月)正午、日本時間(JST)である。ペティションは 2022 年11月10日から、下のリンクを使って提出できる(学外者はアクセスできない)。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsQYfLQ2AjeJJ6MKrdxrFoOYJaN9rzm-AhJgClUVWbokifQA/viewform
6. 病気や隔離の場合
学期中に COVID-19 の感染を示唆する症状を発症した学生は、本学ヘルスケアオフィスと受講授業の担当教員に報告する必要がある。感染者の濃厚接触者になった学生は、一定期間待機が必要となる。
学期中に体調が悪くなった場合は、キャンパスに来ることを控えること。もし体調が悪くなった場合や、COVID-19 感染者の濃厚接触になった場合は、ヘルスケアオフィスへ必ず報告する。
7. 教室の安全確保
2022年度春学期および秋学期においては、教室内での活動が原因で新型コロナウイルス感染症クラスターが発生した事例は認められなかった。これからも安全を確保するために、教室内では、マスク着用、ソーシャルディスタンス確保、空気清浄機の使用などの標準的な対処方法を継続する。
学生および教職員には、新型コロナウイルスワクチンの接種を推奨するが、ワクチン接種をするかどうかは、あくまで個人の判断による。
8. 予備登録と履修登録
A. 冬学期の予備登録は11 月10日~14 日に行われる。詳細は11月3日、教務グループが Portal に掲載する。
B. 履修登録日は 12月5日と 6日、オンラインによる登録とする。また、この 2 日間にアドヴァイザー面談もある。登録とアドヴァイザー面談については別途説明する。授業は予定通り12月7日から開始する。
以上
学務副学長 ロバート・エスキルドセン
教養学部長 石生 義人
大学院部長 溝口 剛