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アントニン・レーモンド氏設計の建築物を孫であるシャーロット・レーモンド氏が見学されました
公開日:2024年1月23日

2024年1月12日、建築家アントニン・レーモンド氏の孫でフォトグラファーのシャーロット・レーモンド氏( Raymond Farm Center Living Arts&Designの共同ディレクター)がキャンパスを訪問されました。
アントニン・レーモンド氏は日本の建築の発展において多大な影響と功績を残した方で、ICUにもその足跡が残されています。
シャーロット・レーモンド氏は、レーモンド氏が設計したICUに現存する図書館本館 (1960年完成) 、礼拝堂(1954年完成)、教員住宅2棟 (1960年完成) を見学しました。また、レーモンド設計事務所取締役会長三浦敏伸氏とアントニン・レーモンド氏の長年の秘書であった五代美子氏も同行されました。
礼拝堂は大学の精神的支柱で、毎週水曜日に大学礼拝が行われているとともに、全学生の入学式・卒業式も行われています。図書館も毎日たくさんの学生がさまざまな目的で利用する、学生の学びに欠かせない建物となっています。教員住宅2棟は、 アントニン・レーモンド氏の 戦後再来日後の初期の建築で、残存している住宅としては少なく、貴重な建物です。

教員住宅で撮影をするレーモンド氏