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大学博物館 湯浅八郎記念館で特別展「江戸時代の粧い」を開催

公開日:2024年5月31日

本学のキャンパス内にある大学博物館 湯浅八郎記念館にて、特別展「江⼾時代の粧(よそお)い」を開催しています。

江⼾時代の化粧は⽩粉(おしろい)の「⽩」、唇に引いた「紅」、そして⿊髪やお⻭⿊の「⿊」に象徴されると⾔われます。本展⽰では、その化粧を施すために使われた道具類や調度を当館コレクションから約148点選び展⽰しています。

湯浅八郎記念館は、初代学長である湯浅八郎博士の本学創設・育成に対する貢献を記念して1982年に開設した博物館です。湯浅博⼠は⽣前、多くの⺠芸コレクションを収集し当館に寄贈されましたが、その中には江⼾から明治にかけて使⽤された整髪油を⼊れる⼩さな油壺(あぶらつぼ)、銅製の柄鏡(えかがみ)、櫛や笄(こうがい)など、粧いの道具も含まれています。
今回の特別展ではそれらに加え、今では珍しくなったお⻭⿊道具、髪結いが携える道具箱の鬢盥(びんだらい)、紅化粧を施すための筆や紅⼊れ、化粧道具を収納するための鏡台や⼿箱を展⽰しています。
庶⺠が⽇常⽣活で使⽤したシンプルな⿊塗りのものから婚礼調度として誂えた豪華な蒔絵の鏡台や化粧道具⼀式を通して、江⼾時代の化粧⽂化の⼀端をご覧いただける展示となっています。

    【開催概要】
  • 展覧会名︓ 「江⼾時代の粧い」
  • 会  場︓ 湯浅⼋郎記念館2階特別展⽰室
  • 会  期︓ 2024年4⽉9⽇(⽕)~7⽉4⽇(⽊)
          毎週⽕曜⽇〜⽊曜⽇、第3⼟曜⽇(4/20、5/18、6/15)および7/20(⼟)
  • 開館時間︓ 13:00~17:00 (7/20 のみ11:00~16:00)
  • ⼊ 館 料︓ 無料
yuasa_spring2024_02.jpg 湯浅八郎記念館ウェブサイト