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本学の卒業生と学生が「第6回JACI同時通訳グランプリ」で優勝、準優勝

公開日:2024年6月27日

2024年6月16日(日)、日本会議通訳者協会(JACI)主催の「第6回JACI同時通訳グランプリ」が開催され、小松あろはさん(ミドルベリー国際大学院1年、2023年7月教養学部卒業、メジャー:メディア・コミュニケーション・文化) が優勝、井原菜緒さん(教養学部4年、メジャー:メディア・コミュニケーション・文化、マイナー:環境研究)が準優勝しました。

JACI同時通訳グランプリは、通訳を学んでいる学生・社会人と、同時通訳者になって3年以内の通訳者の同時通訳のスキル向上、切磋琢磨する機会の提供を目的として開催されるコンテストです。
学生の部と社会人の部が設けられ、5月19日に開催された予選ではそれぞれ4名のファイナリストが選出され、6月16日に開催された本選は、英語スピーチ「My experience living in Japan from an LGBTQ perspective」と日本語スピーチ「地方は日本の宝(地方創生)」をテーマに開催されました。
「速度&テンポ」、「落着き・声の震えなど」、「正確さ」、「表現力&意訳力など」などの要素にもとづいた審査の結果、小松さんが優勝、井原さんが準優勝という結果を収めました。

小松あろはさんのコメント:
私は通訳と出会った学部一年生の頃から、いつかこのコンテストでグランプリに輝く日を夢見てきました。
早いもので、私がICUを卒業してからちょうど一年が経とうとしています。卒業の時にHumans of ICUの取材を受け、自分の通訳観について語りました。そして、インタビューの最後に今後の目標を聞かれ、迷わず「JACIの同時通訳グランプリで優勝すること」と言いました。この目標を一年以内に達成できたことは今後通訳を続けて行く上での自信となります。
今回の受賞は、大学院で指導してくださっている先生方や毎日一緒に練習しているクラスメイト、ICU時代に通訳の基礎を教えてくださった田村先生、そしていつも応援してくれる田村ゼミの仲間のおかげです。この場をお借りして今日まで支えてくださった皆様に御礼申し上げます。

井原菜緒さんのコメント:
この度は第6回JACI同時通訳グランプリ学生の部にて準グランプリを受賞することができ、大変光栄に存じます。
私はICUで通訳という分野に巡り合いました。以来、大学の授業で日本語と英語の通訳訓練を受け、技能の向上と通訳学について学んできました。たくさんお世話になっております指導教授の田村智子先生に、御礼申し上げます。
今回の受賞を励みに、今後も通訳スキルを一層磨き、より良い通訳ができるよう精進してまいります。