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ICU国際サマープログラム(ISPJ)が終了しました
公開日:2024年9月2日

海外の参加者40名、ICU生25名、計65名の学生が参加した、「国際サマー・プログラム (ISPJ: International Summer Program in Japan)」が、2024年7月26日に終了しました。
※ISPJ...世界中から集まる日本語学習者と、日本研究に関心のあるICU生が学際的に日本について学ぶサマープログラム

授業の様子
7月3日から約一か月間、多くの参加者がICU学内寮に滞在しながら、午前中は、主に海外からの参加者が日本語を学び、午後からはICU生も加わり、心理学、社会学、歴史学、環境学、文学、音楽、美術などのオムニバス形式の授業やフィールドトリップに参加しました。

文化プログラムでの座禅・茶道体験

フィールドトリップの様子
参加者の声(閉会式でのスピーチ要約)
DORR-YAMAZAKI, Isamu Lさん、米国Chapman University学生(日本語で発表)
私の憧れの人は『呪術廻戦』の五条悟です。彼はとても強く、日本語が上手です。私も彼のように自然に日本語を話せるようになりたいです。ISPJの日本語の授業を受けて、先生たちのおかげでたくさんのことを学ぶことができました。先生方、本当にありがとうございます。
このプログラムのおかげで、私は世界中のことを知ることができました。言葉が違っても、日本語を学ぶことで同じ目標を持ち、お互いに話すことができるのは素晴らしいことです。私の大学では日本語を話す機会があまりないので、このプログラムは日本語力を向上させるのにとても役立ちました。
このプログラムに参加している間に、大切な友達もできました。出会った全ての人に感謝の気持ちを伝えたいです。皆さん、本当にありがとうございます。
LIU, Liamさん、米国University of California, Davis学生(日本語で発表)

実はちょっと恥ずかしがり屋なので、自信があまりなくて、英語で話すときでも、いつも自分の考えをよく表せません。それに、文法はだいたい分かりますが、たくさんの単語を知らないので、日本語を話すのは苦手だと思います。つまり、私は日本語を聞くのと書くのだけしかできないので、どうして私が代表になったかあまりわからない。
ICUへ来る前は、たくさん友達を作って、いろいろなことについて話して、いろいろな活動をしたいと思っていましたが、やっぱり誰かと直接話す時は、毎回、口を開いても言葉が上手に出てきません。しかし、多くのひとは優しくて、将棋をしたり、一緒に料理をしたりして、仲良くなることができて嬉しかったです。みんなと一緒に時間を過ごせて、ISPJのプログラムに参加してよかったと思っています。
SO, Ching Elvinさん、香港The Chinese University of Hong Kong学生(日本語で発表)
HO, Yan Yin Vaniaさん、香港Lingnan University学生(日本語で発表)
PADUA, JRさん、米国University of California, Santa Barbara学生(日本語で発表)

SO, Ching Elvinさん:
この3週間のプログラムは本当にあっという間で、夢のような時間でした。私は文科の学生ではないけれど、このプログラムで学べて、本当に楽しかったです。 日本の文化を深く理解し、共感することができたことがとても楽しかったです。また、世界中から集まった素敵な友達に出会えたことも嬉しかったです。ICUの先生方もとても親切で、たくさんのことを教えていただき、本当に感謝しています。この経験は私の心にずっと残る素敵な思い出になると思います。皆さんと再会できることを楽しみにしています。このいい機会を与えてくれた国際基督教大学に感謝します。
HO, Yan Yin Vaniaさん:
ICU生の皆さん、留学生の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんと過ごした時間はとても素晴らしく、感謝の気持ちでいっぱいです。ISPJでの経験は本当に楽しく、Instagramのストーリーを見返すたびに、この夏は青春そのものだったと感じます 。
ISPJで特に印象に残っていることは、友達と一緒にカラオケに行ったり、初めてお好み焼きを食べたり、鳥貴族で値段を気にせず注文したり、寮で過ごした時間などです。本当に楽しかったです。元々、日本語を話せる家族がいなかったので、いつも一人で日本語を練習していましたが、ICUに来て皆さんと朝から晩まで日本語を話せることができて、本当に嬉しかったです。幸せな時間をありがとうございました。
PADUA, JRさん:
ISPJの先生とスタッフのサポート、ありがとうございました!私がこのプログラムについて一番嬉しかったのは、皆が仲良くなって、お互いに支え合えたことだと思います。ここに来る前に、友達が作れるか悩んでいたんですけど、結局色々な人と日本の文化について学んだり、それを直接に楽しんだりすることができてよかったです!ISPJが終わって残念だけど、これからも進んで頑張りましょう!
木村 美紀さん、ICU生(英語で発表)

私は、ISPJプログラムの終わりを迎えることが信じられないと同時に、わずか3週間前に皆さんと初めて出会ったことも信じられない気持ちです。特に海外からの学生にとって大変なプログラムだったと思いますが、日本や東京、またICUでの時間を楽しんでくれていると嬉しいです。
日本語の習得がいかに容易ではないかを理解していますし、言語の学習が時にフラストレーションや不安を引き起こすことがあることを私は知っています。しかし、異なる言語を話す人々とつながることができるため、その努力には価値があると強調したいです。
私はコミュニケーション学を専攻しており、自分たちのアイデンティティが周囲の人々や環境との相互作用によって形成されることを学びました。海外で生活することで得られる発見や新しい視点が、このプログラム後の皆さんに影響を与え、新たな自分を創り出す可能性を生み出してくれると信じています。
最後に、このプログラムが皆さんの思考を深め、スキルを磨くきっかけになることを願っています。