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<高校生向け>ICU高大接続プログラム2024「ICU Global Challenge Forum」を開催しました

公開日:2024年11月27日

【ポストヒューマンの時代を生きる~人間とは何か、人が人であること~】

  • 実施期間:2024年8月7日(水)~10日(土)
  • 実施形式:対面 ICUキャンパス(キャンパス内 学生寮 3泊4日)
  • 参加人数:35名
  • 担当教員:プログラム・コーディネーター山崎 歴舟(物理学)、毛利 勝彦(国際関係学、政治学、グローバル研究)、森島 泰則(心理学)生駒 夏美(文学、ジェンダー・セクシュアリティ研究)
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「リベラルアーツから問う「ポストヒューマン論争」」では、プログラムを通して高校生にさまざまな「答えのない問い」を投げかけました。授業後のグループワークには、ICU生がファシリテーターとして参加し、ディスカッションを重ねていきます。はじめは緊張した面持ちでしたが、ICU生や仲間と対話するなかで打ち解け、互いの意見を聞きながら新たなアイデアへ発展させていく様子が見られました。また、寝食を共にするなかで全国から集まった同世代の仲間たちとの絆が生まれ、今後の学びの意欲に繋がる良い刺激となったようです。最終日のポスターセッションでは、9つのグループが工夫を凝らしたポスターを制作し、互いに発表を行いました。至る所で教員を交えて活発な意見交換が行われ、さらに学びを深める機会となりました。様々な「問い」に対して、仲間と熟考する中で新たな視点が生まれ、文理さまざまな分野から学術的にアプローチし、今まで慣れ親しんだ価値観・常識を「問い直す」ことで、ICUのリベラルアーツの一端に触れることができる4日間になりました。

 

【参加者コメント】*一部抜粋

  • 講義内のディスカッションや休み時間に深めた仲間との絆をさらに深めることができた時間だった。朝起きてから寝る直前まで仲間との会話に常に学びがあり、このような学生生活が1年半後にスタートできたら、どれだけ充実したものになり、より価値のあるライフになるのかを実体験できた。
  • ディスカッションで自分の中にもやもやとあったものが言語化されて明確になることが多すぎて、ただ単に授業を受けるよりも得られるものが格段に違うと思いました。
  • 四日間を通して、ICUの良さをじっくり体感できました。学生や先生、自分の軸を持った高校生とたくさん話す中で、大学4年間をICUという環境で過ごしたいと強く感じることができました。オープンキャンパスとは違って断片的でなく、自分の肌でICUの環境の良さを知れました。ディスカッションが多くて楽しかったです。
  • このプログラムでは授業の中にディスカッションが多く、また集まったメンバーが話し合うことに対して真摯に取り組む人ばかりだったので私がしたかったディスカッションはこれだ!という気持ちになりました。答えのない問いに向き合い、考えることから逃げない姿勢を身につけることができました。
  • 講義はとにかく「なるほど」という納得や驚き、「なぜ?」という問いの連続だった。リベラルアーツについて理解しているつもりだったが、実際に体験をすると自分のリベラルアーツに対する想像を超えた学びがあった。
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