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サービス・ラーニング留学生プログラム(Japan Service-Learning Program)を実施
公開日:2024年12月23日

12月3日から12月18日の2週間、Japan Service-Learning Program(JSL)を実施しました。今回は、インドのレディ・ドーク大学、フィリピンのシリマン大学から各2名の学生が来日し、「地域の教育現場におけるサービス活動」と「ICUキャンパスを拠点とした環境プロジェクトへの参加」を柱に、三鷹市近郊および学内でサービス活動を行いました。
教育に関する活動では、小金井市立東小学校と晃華学園小学校(調布市)にて英語の授業のサポートを、フリースクールコスモ(三鷹市)にて、高校生との座談会や小中学生との国際交流を行いました。また、小金井市の地域団体である「ちQ人」と協働し東小学校でのイベントのサポートやホームビジットも体験しました。参加した学生からは「日本の学校システムを知る良い機会だった。」「子供たちの学びをサポートできて嬉しかった。」「ホームビジットでは自分の家族のように温かく受け入れてもらえたことが忘れられない思い出となった。」との感想が聞かれました。

環境プロジェクトの活動では、ICU自然共生サイト事務局の果樹園苗木植え付けのイベントや、学生団体ICUコンポストの活動に参加しました。いずれの活動もほとんどの参加者にとって初めての経験で、インドの学生は、「環境に配慮したコンポストの活動は是非自分の大学でも取り入れたい。」と語ってくれました。
また、ICU教会での日曜礼拝や、高松香奈先生の国際関係の授業に参加する機会にも恵まれました。

活動期間中は、サービス・ラーニング経験者、特に過去にレディ・ドーク大学およびシリマン大学のプログラムに参加した学生が中心となって参加学生をサポートし、学生同士の交流を通じて絆も深まりました。
最終発表会には、本プログラムに協力くださったフリースクールコスモや「ちQ人」の方々もお集まりくださり、学生が活動を通じて学んだことをご報告しました。学生たちが「このプログラムでは、貴重な経験を通じて多くのことを学ぶことができました。この学びを自国に戻ってさらに発展させたいです。」と力強く語る姿が印象的でした。
