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本学学生がCFA協会リサーチ・チャレンジ日本大会で特別賞を受賞

公開日:2024年12月24日

受賞した学生メンバーと新井理事受賞した学生メンバーと新井理事

8月3日~12月7日にかけて開催されたCFA協会リサーチ・チャレンジ国内大会(主催:一般社団法人日本CFA協会(日本CFA協会))に、本学教養学部2年の高原健太郎さん(たかはら けんたろう)、3年 小林弘典さん(こばやし ひろのり、メジャー:歴史学)、2年 長岡界都さん(ながおか かいと)、2年 西村和さん(にしむら なご)、2年 岡崎佑哉さん(おかざき ゆうや)が国際基督教大学チームとして出場し、特別賞(クボタ賞)を受賞しました。

4ヶ月の会期を通し、企業アナリストや株式ファンドマネージャーを目指して金融・財務の分野を学ぶ学生にとって、これまで学んできた理論を企業調査という実践の場で試し、その理論を新たな経験により補完する機会となる大会です。また、実際に企業調査等に従事しているプロフェッショナルであるCFA協会メンバーとの交流も貴重な財産となるものです。

大会には、31チームの学生が参加し、対象企業となる株式会社クボタを調査し、レポートを英語で書き上げました。ICUチームを含む一次審査を通過した8チームが12月8日に開催された最終審査でプレゼンテーションを競いました。

審査の結果、京都大学Cチーム、立教大学Aチームがアジア太平洋小地区大会へ進み、さらにアジア太平洋地区大会、世界大会を目指します。
ICUチームは、本学の新井亮一理事が学内で開催する投資研究会に参加するメンバーから成り、その分析調査が評価され、特別賞(クボタ賞)の受賞となりました。

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受賞者のコメント

高原健太郎さん
財務分析に始まり、レポート作成やプレゼンテーションを全て英語で行う今回の大会は非常にやりがいのあるものでした。新井先生のご指導の元、企業賞という形で結果が実ったことは喜ばしい限りです。振り返れば、大学生活の一夏をかけて取り組んだ経験こそ賞以上の大きな財産になりました。今後も謙虚に勉学に励もうと思います。

岡崎佑哉さん
まず、チームとして少なからぬ時間をかけた成果物が認められたことが嬉しいです。本大会を通じて、企業分析の実践スキルを深め、英語でのレポートやプレゼンテーション能力の向上にもつながりました。社会人経験があっても難しい挑戦ではありましたが、こと内容については、ある意味仕事よりも楽しいと感じる時間でした。

西村和さん
半年以上に及ぶ挑戦を通じ、金融知識を磨くだけでなく、提出期限が迫る中で授業終わりから翌朝まで作業に打ち込み、徹夜覚悟で奮励努力を重ねてまいりました。この経験を通して、知識や技術だけではなく、勤労の尊さや団結の力を深く体得することができました。

小林弘典さん
大会期間中、とりわけICU史上初の決勝進出決定後は、まさに暗中模索の日々でした。求めていた結果ではありませんでしたが、特別賞受賞という一定の成果を収めることができました。この結果は、日頃より情熱的に指導してくださっている新井先生、ともに取り組んだCFAメンバー抜きには到底語りえません。最後に、来年度の我が校の優勝に強い期待を寄せさせていただきます。