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【訃報】名誉教授 松岡 信之氏 逝去

公開日：2025年2月27日

本学名誉教授、松岡 信之氏（78歳／在職期間：1978～2012年／学生部長・保健体育科主任歴任）は、2025年1月28日（火）に逝去されました。 ここに謹んで哀悼の意を表し、お知らせ申し上げます。

松岡氏は、1978年4月に専任講師として本学教養学部保健体育科に着任後、1986年に助教授、1997年に教授となり、1988年に保健体育科主任、1990年に体育館長と要職を歴任され、2000年より学生部長を務め、永年に渡り本学の教養教育としての保健体育教育にご尽力頂きました。

この間、正課としての保健体育科目の充実に努められただけでなく、学生の課外活動の充実、体育施設の管理・運営に多大な貢献をされました。松岡氏は、保健体育教育を単に身体的な機能の向上(体力向上)の機会としてとらえるのではなく、ひとり一人が自分のからだを自分で動かすことによって得られる「知」を重視し、実践を通した「知」の拡大が教養教育の重要な要素であることを強く主張されました。

その働きは学内に留まらず、社団法人全国大学体育連合では研究部長を務められ、全国の大学の保健体育教育の充実に努められました。このような大学における保健体育教育へのご貢献が評価され、昨年、社団法人全国大学体育連合「大学体育教育賞」を受賞されるなど、保健体育を広い見地からとらえ、本学だけでなくわが国の高等教育・教養教育の充実に多大なご貢献がありました。