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本学学生が東日本学生レスリング選手権大会(春季大会)新人戦フリースタイルレスリングB70kgで2位に入賞
公開日:2025年9月11日

ICUレスリング部主将の橋本善永さん(教養学部3年、メジャー:経営学、マイナー:法学)が、2025年7月9日~11日に東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた東日本学生レスリング選手権大会(春季大会)新人戦フリースタイルレスリングB70kg(東日本学生レスリング連盟主催)で第2位に入賞しました。
ICUレスリング部は2023年に創部され、「クレバーなレスリング」をチームのフィロソフィーとして掲げています。若いチームながら強豪校と互角に戦うほど、大きく成長しています。
受賞者の声:
「クレバーなレスリング」は単純なパワー勝負ではなく、試合中の判断力や相手の動きに対する分析力、そして技の選択の精度を重視する、知的かつ柔軟なスタイルです。そこで重視しているのが、組手と構えを軸にした、自分の形を作るレスリングです。むやみに仕掛けてリスクを取るのではなく、相手にとって攻めにくい隙のない構えをつくり、組手やフェイントを駆使して相手の構えを崩す。さらに、相手の反応をあえて引き出し、その動きに合わせて罠に誘導する「カウンターレスリング」も重視しています。
また、私たちが常に意識しているのは「正しいレスリングを知り、ミスをしないこと」です。派手な動きはなくとも、丁寧に、確実にポイントを積み重ねていく。そうしたレスリングは、相手にとって「隙がない」と感じさせ、結果として試合の流れと主導権を自然と自分のものにしていくことができます。このように、「どうすれば限られた条件下で勝てるのか」を突き詰める中で生まれたスタイルこそが、私たちの掲げる「クレバーなレスリング」であり、ICUレスリング部の核となる考え方です。
今回の結果は、その日々の鍛錬と工夫が確実に形となって現れてきていることを実感させてくれるものでした。今後も、ICUらしいアプローチで、一人ひとりが強く・賢く・粘り強い選手へと成長できるよう、部員一同励んでまいります。引き続きご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。